外車のメリット・デメリットや代表的な車種を解説!外車選びで失敗しないためのポイントも

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外車(輸入車)と国産車の違い、メリット・デメリット、代表車種や価格帯までをやさしく解説。外車選びのコツもまとめました。

外車と国産車の違い

本章では、外車と国産車の設計思想の違いをわかりやすく解説します。
結論から言えば、外車は「ブランド価値」や「走行・安全性能」を重視しており、国産車は「日常での使いやすさ」と「経済性の高さ」を重視しています。
日本と海外では交通環境や維持コストの前提が異なるため、優劣ではなく「自分の使い方にどちらが合うか」=適合性で判断することが大切です。

 

ポルシェ911カレラS 外観
トヨタ ヤリスRS 外観

外車と国産車の設計コンセプトの違い

外車はブランドが掲げる価値観を軸に設計されており、操縦安定性・素材感・デザインなどで独自の世界観を体感できるのが特徴です。
一方、国産車は取り回しや燃費、居住性を磨き込み、誰にとっても扱いやすくバランスの取れた総合点の高さを重視して設計されています。
同じセグメントでも、外車は足回りやブレーキのフィーリング、静粛性のチューニングに独自の個性があり、乗る人の感性に訴える仕上がりになっています。

各国の風土が設計思想に反映されている

外車の設計には、その国の気候や道路事情、文化的な価値観が色濃く反映されています。

たとえばドイツ車はアウトバーンを前提に高速域での直進安定性と強いブレーキ性能を重視し、アメリカ車は広大な国土を走るためにゆとりあるトルクと快適な車内空間を追求しています。

イギリス車は上質感とスポーティさの両立、イタリア車は官能的なデザインと高回転エンジンのフィーリング、フランス車はしなやかな「猫足」と呼ばれる乗り心地が特徴です。

北欧の外車は、安全性能とミニマルな美学を融合させた「人を守るデザイン思想」を体現しています。

こうした国ごとの個性を知ることで、外車の魅力をより深く理解でき、自分に合ったブランドを見つけやすくなります。

外車を選ぶメリット

外車の魅力はずばり、「所有する喜びの高さ」にあります。
見て、触って、走らせたときに感じる高揚感やブランドの一貫性が、長く乗るほど満足度につながります。
単なる移動手段ではなく、外車はライフスタイルや価値観を映す存在として選ばれることが多いのが特徴です。

メリットを感じているイラスト

デザイン性が高い

外車はプロポーションや光の使い方、インテリアの素材選びまでが一貫しており、遠くから見ても「どのメーカーか分かる」ほど明確なデザインアイデンティティを持っています。
駐車場や街中でも存在感が際立ち、所有することそのものが特別な体験になります。

走行性能が高い

加速、ブレーキ、ハンドリングのバランスが精密に設計されており、速度が上がっても安定感が崩れにくいのが外車の特徴です。
高速道路やワインディングなどでも安心して走れるため、外車ならではの「走る楽しさ」を感じやすいポイントです。

安全思想の設計

先進運転支援システムや衝突安全ボディの設計思想が発達しており、「守るための剛性」と「避けるための操縦性」の両立を目指しています。
視界設計やシートの形状など、細部にまで安全を意識した設計がなされているのも外車の特徴です。

外車を選ぶデメリット

デメリットのイラスト

外車はデザインや走行性能など満足度が高い一方で、維持費や修理対応、サイズ感などでコストや手間が増える傾向があります。
想定とのギャップを避けるためにも、購入前にこれらの特徴を理解しておくことが大切です。

維持費が高い傾向にある

車検や定期点検、部品代、任意保険、燃料(ハイオク)などが維持費を押し上げます。
年間維持費は同クラスの国産車と比べておおむね1.1〜1.5倍程度になるケースが多く、タイヤやブレーキが大型・高性能な車両ほど費用も増えやすくなります。

故障が多い傾向にある

電装系や空調、足回りやミッション関係などでトラブルが発生することがあります。
外車のほとんどの部品が輸入部品の為、調達に時間がかかる場合もあり、修理期間が延びることもあります。
代車費用なども含め、事前に想定しておくと安心です。

車体サイズが大きい傾向にある

国産車と比べて全幅が広く車両が多く、立体駐車場や月極駐車場では入庫制限にかかることがあります。
特に都市部では購入前に自宅や職場周辺の駐車環境を確認しておきましょう。

修理やメンテナンスに対応できる工場が限られる

外車は診断機や特殊工具などの専用ノウハウが必要です。
そのため、対応できる整備工場が国産車に比べて少ない地域もあります。
購入と同時に整備を任せられる専門店を見つけておくと、長期的に安心して乗ることができます。

外車メーカーの代表的な車種

ここでは、国ごとの外車ブランドの特徴と代表モデルを紹介します。
まずは国ごとの個性を知り、その上でボディタイプや用途で絞り込むと、自分に合った外車を見つけやすくなります。

維持費の違いや外車のメリット・デメリットについては、こちらの記事も参考にしてください。

ドイツ車の特徴

ドイツの外車は、質実剛健で高速走行時の安定性に優れているのが特徴です。
メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェなどが代表的で、直進時の安定感や強力なブレーキ性能、精密なステアリングフィールが高く評価されています。

ポルシェ911外観

アメリカ車の特徴

アメリカの外車は、広大な国土での長距離ドライブを前提に設計されています。
ジープやフォード、シボレーなどが代表的で、余裕あるトルクと快適な室内空間、そして存在感あるデザインが魅力です。
近年はテスラのようにEVの分野でも先進的な動きを見せています。

JEEPラングラー外観

イギリス車の特徴

イギリスの外車は、伝統とモダンを融合した上質なデザインが魅力です。
ランドローバー、MINI、ジャガーなどが代表で、上品な乗り味とスポーティなハンドリングの両立が評価されています。
路面の凹凸をしなやかにいなす足回りも特徴です。

ランドローバーレンジローバーオートバイオグラフィー 外観

イタリア車の特徴

イタリアの外車は、感性に訴えるデザインと官能的なエンジンサウンドで知られています。
フェラーリ、アルファロメオ、フィアットなどが代表的で、走る楽しさやデザイン性の高さが際立ちます。
芸術性と走行感覚のバランスが魅力です。

フェラーリ ポルトフィーノ 外観

フランス車の特徴

フランスの外車は、独創的なデザインと快適な乗り心地が特徴です。
プジョー、シトロエン、ルノーが代表で、「猫足」と呼ばれるしなやかなサスペンションによって、長時間のドライブでも疲れにくい乗り味を実現しています。
ファッションやアートの国らしい感性が車にも息づいています。

ルノーメガーヌ RSウルティム 外観

スウェーデン車の特徴

スウェーデンの外車は、安全技術と北欧デザインの融合が魅力です。
ボルボが代表的で、先進的な安全装備とシンプルで上質なインテリアが高く評価されています。
「人を守る思想」を軸に、快適で安心できるクルマづくりが貫かれています。

ボルボ XC60アルティメットB5AWD 外観

「外車は高い」は本当?

外車は高価なイメージを持たれがちですが、実際には選び方次第で現実的な価格に抑えることができます。
新車だけでなく、走行距離が少なく保証の付いた認定中古車を候補に入れれば、手の届く価格帯の外車も多く存在します。
購入前には、価格の目安や維持費の違いをしっかり把握しておくことが大切です。

内訳のイメージ画像

購入費用の目安

コンパクトカーやハッチバックタイプの外車はおおよそ300〜450万円台、ミドルクラスでは500〜800万円台、フラッグシップや高性能モデルでは900万円以上が一般的です。
認定中古車であれば、同じモデルでも新車に比べて2〜4割ほど安く購入できるケースがあります。
また、今お乗りの車がある場合、そのお車がどのくらいで売れるのかという点も総費用を抑えるポイントになります。

維持費は国産車とどれくらい違う?

税金や保険、車検、消耗品、燃料などを合算すると、同クラスの国産車と比べて、年間で十数万円~数十万円ほど高くなる傾向があります。
特にタイヤやブレーキはサイズが大きく、ハイグレード品が多いため価格が上がりやすい傾向にあります。
長く乗る場合は、延長保証の加入や整備プランの利用で費用を安く抑えることが大切です。

初めての外車選びで失敗しないための3つのポイント

初めて外車を購入する場合は、理想と現実のバランスを取ることが大切です。
予算・用途・駐車環境・整備体制をあらかじめ整理しておくことで、購入後のミスマッチを防げます。
事前に欲しいお車の口コミや試乗動画などを見て参考にしましょう。

比較するイラスト

まずは予算とライフスタイルを決める

外車を選ぶ前に、家計や所有状況、家族構成、使い方(通勤・送迎・旅行など)を整理しておきましょう。
また、月間走行距離や駐車スペースのサイズ制限も事前に確認しておきましょう。

気になる国のメーカーから絞り込む

ドイツ・イタリア・イギリス・フランスなど、国ごとの特徴を踏まえて2〜3ブランドに絞り込むと選びやすくなります。
さらにボディタイプ(SUV・セダン・ワゴン・コンパクト)と用途を掛け合わせて絞り込むと、候補がより明確になります。

正規ディーラーで試乗してみる

実際に試乗してみると、加減速やブレーキの感触、ステアリングの戻り、シートのフィット感など、数値では分からない走りの質を体感できます。
できれば高速道路や荒れた路面、狭い街中など、異なる条件で試すのがおすすめです。
走りの印象や乗り心地を体験することで、自分に合った外車を見極めやすくなります。

 

輸入車の買取・販売ならスマートオート

査定の流れを説明するイラスト

中古外車の購入を検討する際、今お乗りの車を下取り又は、買取に出すことができます。

買取の流れを理解しておくことでスムーズに乗り換えが可能です。

査定・見積の流れ(業者に依頼する場合の6ステップ)
① 問い合わせ 車種・年式・走行距離・修復歴を共有し、査定依頼を行う。
② 概算提示 市場相場と在庫状況を踏まえたレンジ見積を提示。
③ 実車査定 外装・内装・機関・電装をチェックし、詳細な状態を確認。
④ 条件確定 価格・引渡日・名義変更の代行可否を決定。
⑤ 契約・引渡 必要書類を預かり、引取り日や支払い条件を確定。
⑥ 名義変更完了報告 登録完了後、新しい車検証コピーを共有し、手続きの完了を確認。

査定額に影響するポイント

修復歴・傷・再塗装の有無:板金や再塗装は減点対象。記録が残っているなら査定への影響は少なくなる可能性があります。

走行距離:同年式比で少なめはプラスポイント。

整備履歴:定期点検記録簿有・保証継承の有無がプラスポイント。

人気装備:安全装備・ナビ・サンルーフなどはプラス。

売却の際の必要書類

・自動車検査証(車検証) 原本
・自賠責保険証明書(有効期間内)
・自動車税(種別割)納税証明書(滞納がないこと)
・リサイクル券(預託状況が分かるもの)
・実印・印鑑証明書(普通車)/認印(軽自動車)
・委任状・譲渡証明書(名義変更・買取手続き用)
・住民票(住所・氏名に変更がある場合)
・可能ならスペアキー・取扱説明書・整備記録簿も。査定アップにつながります。

必要書類は状況により変わります。査定の際に必ず査定士に確認しましょう。
買取の流れはこちらを確認。

スマートオートは東京都江東区にある輸入車専門店です。
初回査定から上限提示までを明確にし、駆け引きのない安心取引を徹底しています。
また、整備・コーティング・保証なども自社で一貫対応し、購入から売却までをトータルでサポートします。

買取のお問い合わせはこちら

まとめ:輸入車の魅力を最大限に、安心して長く楽しむために

外車・輸入車は、単なる移動手段ではなく、デザインや走り、ブランド哲学を通じて「所有する喜び」を感じられる特別な存在です。
一方で、維持費や整備、駐車環境など、国産車とは異なる前提条件があるため、購入前にしっかり理解しておくことが大切です。

スマートオートでは、そうした輸入車の特性を熟知したスタッフが、査定・販売・整備・保証までワンストップで対応しています。
車の価値を正しく見極め、最適な提案を行うことで、「高く売りたい」「安心して買いたい」の両方に応えられる体制を整えています。
特に買取では、初回査定で上限金額を明示し、駆け引きのない誠実な対応を徹底しています。

販売においても、整備記録や保証内容をすべて開示し、購入後のフォローまで責任を持ってサポートします。また、ボディコーティングや内装クリーニング、電装系点検なども自社で実施できるため、「購入して終わり」ではなく、長期的に輸入車ライフを安心して楽しめる環境を提供しています。

輸入車を売りたい方には高額査定を、購入したい方には確かな品質を。
スマートオートは、輸入車専門店として培った経験と技術で、お客様一人ひとりのカーライフをトータルに支えます。
ぜひお気軽にご相談ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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