アウディQ7買取相場・高額査定を引き出すコツも解説

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アウディQ7 買取の相場や高額査定のコツを専門店目線で解説。売却方法や時期など、安心して判断できる情報をまとめました。

目次

年式別 Q7 買取相場

年式 買取相場
2024~2025年式 597〜765万円
2021~2023年式 368〜715万円
2018~2020年式 123〜556万円
2015~2017年式 93〜352万円
※ 走行距離・グレード・車両状態により変動します

走行距離別 Q7 買取相場

2世代目(2016年~)から算出

走行距離 買取相場
〜3万km 190〜450万円
3〜6万km 120〜340万円
6〜10万km 90〜300万円
10万km以上 70〜240万円
※ 年式・グレード・車両状態により変動します

グレード別 Q7 買取相場

2世代目(2016年~)のグレードから算出

グレード 買取相場
50TDIクワトロ(ディーゼル) 640〜775万円
55TFSIクワトロ 212〜695万円
45TFSIクワトロ 149〜562万円
3.0TFSIクワトロ 100〜413万円
2.0TFSIクワトロ 104〜355万円
※ 走行距離・年式・車両状態により変動します

アウディ Q7とは?モデル概要と人気の背景


アウディQ7は、ブランドのSUVラインナップを代表するフラッグシップモデルです。
堂々としたサイズ感と上質なインテリア、そしてクワトロ(4WD)による安定した走行性能で人気を集めています。
ファミリーからビジネスユーザーまで幅広く支持されています。

初代モデル(2005〜2015年)

初代Q7は2005年に登場。アウディ初の3列シートSUVとして注目を集めました。
フォルクスワーゲン トゥアレグやポルシェ カイエンと同系のプラットフォームを持ちつつ、よりラグジュアリーな仕立てが特徴です。
V6・V8エンジンを中心に多彩なラインナップを展開し、トルクのある走りが魅力でした。
中古市場では、後期型・整備履歴が明確な個体が高値買取になりやすい傾向です。

2代目モデル(2016〜現在)

2016年登場の2代目Q7は、新世代プラットフォームを採用し、初代と比較して車両重量を最大300kg軽量化されました。外観はより洗練され、バーチャルコックピットや先進安全装備など最新技術を多数搭載。
「55TFSI」や「45TDI」など上位グレードが特に人気で、静粛性や走行安定性の高さも評価されています。
低走行・ワンオーナー・純正オプション装着車は買取査定で特にプラス評価となります。

Q7の人気の背景と買取市場での評価

高級SUVとしての完成度とブランド信頼性がQ7の人気を支えています。
上質な走りと高い安全性能が魅力で、ブラックやグレーなどの定番カラーは中古車市場でも好まれます。
ちゃんと整備されていない個体だと、購入してから高額な整備費用がかかるリスクもあります。
そのため、ディーラー整備の履歴が残っている車は高額査定になりやすい傾向がございます。

年式別 Q7 買取相場の詳細解説

アウディQ7は、モデルサイクルの変化やオプション装備内容によって買取価格に差が出やすいSUVです。
上級グレードやS line装着車は中古市場でも人気が高く、リセール面で有利に働く傾向があります。
一方で、古い年式はメンテナンスコストや燃費を理由に相場が下がりやすいです。
ただし、定期的なメンテナンスがしっかり行われた個体や低走行車は高評価につながりやすく、状態次第では想定以上の査定額が出るケースも少なくありません。

最新モデル(2024〜2025年式)

最新のQ7は、マイルドハイブリッドシステム(MHEV)を採用し、快適性・静粛性・燃費性能が一段と進化。
また、待望のディーゼルターボエンジンを搭載した50TDIが追加されました。
中古市場の流通量がまだ少なく、「新古車」や登録済未使用車は販売店からの需要が厚く、非常に高い買取相場を維持しています。
とくにディーゼルモデルの人気が高く、法人リースアップ車などの早期売却でも高額査定が見込める年式です。

2〜3年落ち(2021〜2023年式)

この世代のQ7は、中古市場でも最も流通量が多く、需要の高いゾーン。
走行距離3〜5万km以内で、新車保証が残っている車両は高値で取引されています。
アウディQ7 買取市場で最も競争が激しいレンジといえます。

4〜6年落ち(2018〜2020年式)

この年式では、価格は落ち着いてきますが、装備や走行性能はまだ十分に魅力的。
走行距離5万km前後・内外装が良好な個体は比較的高値を維持しています。
特に2020年のビッグマイナーチェンジでフェイスリフトした後期モデル(マトリクスLED搭載など)はまだまだ新しいため、高値で取引されております。
使用状況や整備記録が明確であれば、年式のわりに評価されるケースも多いレンジです。

7〜9年落ち(2015〜2017年式)

この世代は初代から現行への過渡期にあたるモデルで、価格差が大きくなりやすい年式です。
外装の傷や内装の使用感が強い車両はマイナス査定になる傾向です。
一方で、整備履歴が整っている低走行車は依然として需要があり、走行距離7万km以内なら高値が狙えます。
適切なメンテナンスと正規ディーラー整備の有無が査定額を大きく左右することが考えられます。

走行距離別Q7 買取相場の詳細解説


一般的にSUVは走行距離の伸びが査定に直結しやすく、3万km・6万km・10万kmが価格変動の目安になります。
とくにQ7は車重があり、エアサス等の足回りやブレーキ系統の状態が重視されます。
メンテナンス履歴や走行距離とのバランスが査定での評価ポイントです。

~3万kmのアウディQ7

3万km未満の個体は、中古市場でも極めてコンディションが良く、高い査定額が狙えるゾーンです。
とくにワンオーナー車やディーラー点検記録が残っている車両は、内外装ともに良好で、査定士からの印象も良くなります。

3〜6万kmのアウディQ7

3〜6万kmの範囲は、日常使用での走行距離として最も多いゾーンです。
メンテナンス状態が良ければ、依然として高い買取相場を維持します。
特にディーラー整備・タイヤやブレーキパッド交換履歴などが残っている個体は信頼性が高く、再販時も人気があります。
一方、外装の小キズや内装の使用感がある場合は査定で減点対象となることもあるため、
売却前の簡単なクリーニングが効果的です。

6〜10万kmのアウディQ7

6〜10万kmの個体は、中古市場でも需要が高い実用性重視の買取ゾーンです。
通勤やレジャーで使われた車両が多く、状態によって評価の幅が大きく分かれます。
定期整備を欠かさず、主要部品(サスペンション・トランスミッションなど)の状態が良好であれば高評価を維持できます。

10万km以上のアウディQ7

10万kmを超えると、相場は全体的に下がりやすくなりますが、メンテナンス履歴が明確であればまだ評価される余地があります。
一方で、エアサスや電装系に不具合が見られると減点幅が大きくなる傾向です。
この距離域では「整備履歴」「内外装状態」「主要部品の交換有無」が査定額を左右するため、売却時には整備記録簿を提示して信頼性をアピールすると良いでしょう。

グレード別Q7 リセールの詳細解説

アウディQ7の買取相場は、グレードによっても大きく変わります。
ここでは主要グレードの特徴と中古車市場における評価傾向を解説します。

50 TDI(ディーゼル)

3L V6型6気筒直噴ディーゼルターボエンジンを搭載し、燃費性能とトルク特性に優れた人気グレードです。
街乗りからロングドライブまで扱いやすく、低速からの加速力も十分。
経済性に優れる一方で静粛性も高く、ファミリー層を中心に評価が高いです。
2023年に登場したばかりで中古市場ではまだまだタマ数が少ない為、リセールは高値で安定しているのが特徴で、走行距離がやや多くても状態が良ければ高評価になることも。

45 TFSI(ガソリン)

2.0L直列4気筒ガソリンターボを搭載した、扱いやすさが特徴のエントリーグレード
軽快な加速フィールと滑らかなエンジン音で、街乗り・高速走行どちらでも快適な走りを実現しています。
S lineパッケージ装着車はスポーティな外観が人気で、中古市場でもプラス査定されやすい傾向にあります。
一方で燃費はディーゼルに劣りますが、車両コンディションが良ければ総合評価は高く、安定した需要があります。

55 TFSI(V6・ハイパフォーマンス)

3.0L V6+マイルドハイブリッド(MHEV)を採用し、力強い加速と上質な乗り味を誇る上級グレードです。
静粛性が非常に高く、高速域での安定感やレスポンスの良さが際立ちます。
オプションで装着されるエアサスペンション装備車は特に人気が高く、中古市場でも状態が良ければ100万円近い査定差が出ることもあります。

人気カラー・オプションが査定に与える影響

ボディカラーやオプション装備の有無が査定額に大きく影響します。
特にSUV市場では「汚れの目立ちにくさ」「維持管理のしやすさ」「再販時の人気度」が重視される傾向です。
上品なカラーや実用的な装備を備えた個体は、中古市場でも需要が高くいです。
一方、個性的すぎるカラーや社外パーツの装着は評価が安定しにくい点にも注意が必要です。

人気カラー

近年のアウディQ7における人気カラー上位3色は以下の通りです。

グレイシアホワイトメタリック
清潔感と高級感を兼ね備えた定番カラーで、リセールバリューも安定。特にS line仕様との相性が良く、幅広い層から支持されています。

ミトスブラックメタリック
アウディらしい重厚感を強調する人気色。管理状態が良い個体は高評価を受けやすいですが、細かな傷や水ジミが目立つため、
売却前にボディコーティングなどで仕上げると査定アップが期待できます。

デイトナグレーパールエフェクト
スポーティさと落ち着きを両立した人気カラー。S lineパッケージ装着車では人気が高いです。

オプション装備

S lineパッケージ
外装・サスペンション・シートなどが専用仕様になり、見た目・走行性能ともにアップグレード。
中古市場では人気が非常に高く、装着車は査定でも確実にプラス評価されます。

ブラックAudi rings & ブラックスタイリングパッケージ
エンブレム、 ルーフレール、エクステリアミラーハウジング、モールがグロスブラック仕上げに統一されます。
グッと引き締まった印象でよりスポーティに。現行アウディで人気オプションの一つ。高値がつきやすい傾向があります。

パノラマサンルーフ
Q7の人気装備のひとつで、開放感のある室内を演出。動作良好で雨漏り跡などがなければ査定プラスの対象になります。

アウディQ7では、これらの人気カラーと主要オプションの組み合わせが高額査定の鍵になります。
特に「S line+ホワイト/グレー系カラー+先進装備完備」の仕様は、中古市場でも需要が非常に高いです。

競合車とのリセール比較

アウディQ7のリセールバリューは、高級SUVとしての完成度は高いものの、値下がりのスピードはやや早いです。
ボディサイズが大きく維持費も高いため、流通量が一定数を超えると相場が落ちやすい傾向があります。
ただし、コンディションや装備構成次第で評価が分かれやすく、状態の良い個体は安定した価格を維持できる点も特徴です。

メルセデス・ベンツ GLEとの比較

GLEはブランド力・流通量ともにQ7の上を行き、リセールでもやや優勢です。
特にAMGラインやディーゼルモデルは需要が安定しており、相場も底堅い傾向。
一方で、Q7は販売台数が少ないぶん希少性がリセールにプラスになることもあります。
高年式・低走行・S line仕様であれば、GLEとほぼ同等の査定がつくケースもありますが、
一般的にはリセールの安定度ではGLEが一歩リードといえます。

ボルボ XC90との比較

ボルボXC90は安全性で定評がありますが、電動化モデルを中心に相場変動が激しいのが現状です。
Q7も同様に値下がり傾向ではありますが、ディーゼル車の安定感という点ではやや優勢です。


アウディQ7は、高級SUVとしての質感や走行性能に優れる一方で、リセールバリューは競合車と比べるとやや弱めというのが実情です。ただし、S lineパッケージや定番カラー、状態が良い個体は高値がつくこともあります。
つまり、Q7を手放す際は「車の状態をどれだけ良好に保てるか」が大事なポイントになります。

買取金額をアップさせる方法

ランキングのイラスト

売却のタイミングを見極める

アウディQ7のような高級SUVは、市場の需要が高まる時期に合わせて売却することで有利に働きます。
一般的には以下のタイミングが狙い目です。

決算期(1月〜3月)・秋口(9月〜10月)
ディーラーや専門店が在庫を確保する時期で、相場が上向きやすくなります。
特に春の決算期は、買い替え需要が集中するため高額査定を狙いやすい時期です。

車検・メンテナンス直後
整備記録が残っており状態が良ければ、査定時の印象が大きくプラスに。
一方、車検切れのままでは減点対象となることがあるため、有効期限が数ヶ月残っている段階での売却が理想です。

Q7はモデルごとに相場変動が大きいため、「次期モデル発表前」も一つの売り時といえます。

ディーラー下取りと買取専門店を比較する

ディーラー下取りは手続きが簡単な一方、提示価格は控えめになることが多く、
専門買取店のほうが10〜20万円程度高くなるケースもあります。

特に輸入車専門店では、Q7の装備やグレード構成を正しく評価できるため、付加価値を反映した査定が期待できます。
「下取りは便利」「専門店は高値」──この違いを理解して比較することが、結果的に大きな差になります。

売却前のひと手間が大切

査定前に洗車・室内清掃・タイヤ空気圧のチェックを行うだけでも印象は大きく変わります。
とくにアウディQ7のような高級SUVは「丁寧に扱われてきた印象」が評価されやすく、
外装・内装ともに清潔感がある車両は査定でプラス評価を受ける傾向があります。

小さな努力でも、結果として大きな差を生むことがあります。
日頃からこまめにメンテナンスを行い、「次のオーナーに譲れる状態」を意識しておくことが高額買取への近道です。

よくある質問(FAQ)

比較するイラスト

Q1:修復歴があるとアウディQ7の査定額は下がりますか?

はい、修復歴の有無は査定で大きな判断材料になります。
フレームや足回りなど、走行安全性に関わる修理歴がある場合は減点対象となることが多いです。
ただし、軽微な補修や外装パネルの交換レベルであれば、整備記録が明確で仕上がりが良ければ大きなマイナスにはなりにくいです。
専門店では修理内容を正確に評価できるため、査定前に履歴を開示するのがおすすめです。

Q2:社外ホイールを装着していても問題ありませんか?

アウディQ7は純正装備が好まれる傾向があります。社外パーツが多い車両は「オリジナル性を損なう」と見なされる場合もあります。純正パーツが保管されている場合は査定時に一緒に提示することで、減点リスクを避けつつプラス評価を得られることもあります。

Q3:車検が切れていると査定に出せませんか?

車検が切れていても買取査定は可能です。
ただし、再販コストがかかるため、その分査定額が下がる可能性がございます。
車検残が3ヶ月以上ある状態で査定に出すと減額されにくいため、タイミングを見て早めに相談するのがおすすめです。

Q4:走行距離が多いと査定額はかなり下がりますか?

走行距離が多いと評価は下がる傾向にあります。
しかしながらメンテナンスが行き届いていれば一定の評価を得られます。
特にディーラー整備履歴が残っている個体や主要部品を交換済みの車両は、走行距離10万km前後でも相場以上の査定がつくこともあります。

Q5:長く乗ってから売るより、早めに手放したほうが良いですか?

アウディQ7は新車価格が高く装備も豪華なため、初期の値下がりが比較的早いモデルです。
したがって、3〜5年を目安に売却する方がリセール的には有利です。
「乗り換え時期」と「車の状態」を両方考慮して判断するのがベストです。

関連記事・内部リンク


さらにアウディ買取の詳しい情報は下記をご覧ください。

・スマートオートのアウディ買取専門サイト(自社HP)

アウディの買取実績ご紹介

買取の流れと必要書類

まとめ

アウディQ7は、広い室内空間と高い安全性能、そしてアウディらしい上質な乗り味が魅力のプレミアムSUVです。
その一方で、維持コストやサイズ感、リセールの下がりやすさといった現実的な側面もあります。
だからこそ、売却のタイミングや依頼先の選び方が、査定額を左右する大切なポイントになります。

新車登録から3〜5年以内であれば高額査定の可能性が高く、
逆に、年式が経過しても状態の良い個体は専門店でしっかり評価されます。
「もう古いから」と決めつけずに、まずは査定を受けてみることが大切です。

スマートオートでは、アウディQ7をはじめとする輸入SUVの買取に豊富な実績があります。
ディーラー下取りでは評価されにくい装備やコンディションも正しく査定し、
「次のオーナーへ安心してつなげる」仕入れ目線で買取価格をご提示いたします。

Q7の売却をお考えの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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