車検は時間がかかる?所要時間や長引くケースを解説
車検の時間は依頼先で変わります。車検専門店なら1〜2時間の即日対応、ディーラーや整備工場は2〜3日が目安です。所要時間の違いと代車の要否、予定の組み方まで解説します。
車検にかかる時間
車検にかかる時間は、依頼先と整備の量でほぼ決まります。
検査ラインを自社に持つ車検専門店であれば、1〜2時間ほどで当日中に完了するケースがあります。
一方、ディーラーや一般の整備工場に車を預ける場合は2〜3日程度が目安です。
部品の取り寄せが発生したり、3月のような繁忙期と重なったりすると、1週間前後かかることもあります。
つまり車検の所要時間は数時間から1週間程度まで幅があり、その差を生むのは検査そのものではなく、必要になる整備の量と依頼先の設備です。
なお輸入車の場合は、国産車と比べて部品の在庫状況や作業工数の影響を受けやすく、同じ依頼先でも数日長くかかる傾向があります。
メルセデス・ベンツやBMW、アウディ、ランドローバーといった欧州車を中心に扱う当店でも、車検の入庫時は国産車より余裕を持ったスケジュールをご案内しています。
輸入車の車検については以下の記事で解説しています。
https://xn--y5q62dc41gxzbxp.net/blog/imported-car-inspection/
所要時間を左右するのは整備量と工場の種類
車検の検査項目は、どの依頼先で受けても法令で定められた内容は同じです。
時間差が生まれるのは、検査に付随する整備と、不合格だった場合の再検査です。
交換しなければ検査に通らない部品があるか、劣化しかけた部品を予防的に交換するかどうかで、当日中に終わるか数日預けるかが分かれます。
車検当日の工程を順番に整理すると、時間のかかる場所が見えてきます。
- 受付・書類確認(車検証や自賠責保険証明書などを提出/5〜15分程度)
- 法定24か月点検(普通乗用車で60項目を点検/30〜60分程度)
- 見積の提示と作業内容の承認(追加整備の要否をここで判断)
- 整備・部品交換(内容次第で数十分〜数日)
- 検査ラインでの測定・検査(サイドスリップ、ブレーキ、排出ガス、下回りなど/20〜40分程度)
- 書類手続き・車検証の交付、納車
この6工程のうち、1と2と5はどこに依頼してもおおむね1〜2時間の範囲に収まり、時間が大きく伸びるのは3と4、つまり整備の判断と実作業の部分です。
もう一つの変数が工場の種類です。
自社で検査まで完結できる「指定工場」と、整備後に運輸支局へ車を持ち込む「認証工場」では、同じ整備内容でも拘束時間が変わります。
見積の段階でどの項目にチェックが入るかによって、車検の時間と費用は同時に動きます。
増減の根拠になりやすいのは、次のような項目です。
- ブレーキパッドやブレーキローターの残量(残量が少ないと交換が必要になり、部品待ちが発生することもある)
- タイヤの溝の深さとひび割れ(スリップサインが出ていれば交換が前提)
- エンジンオイル、オイルフィルター、バッテリーなどの消耗品の劣化状況
- ラジエーターホースやドライブベルトなどゴム類の硬化・ひび割れ
- オイル漏れやにじみの有無(滲みの段階か、漏れて地面に落ちる段階かで工数が変わる)
- ヘッドライトの光軸・光量(曇りが強いと研磨やユニット交換の判断が入る)
- 下回りのサビや損傷、マフラーの腐食
- 修復歴や過去の板金塗装の影響(取り付け精度のズレが検査値に出ることがある)
- 社外パーツやカスタムの有無(保安基準に適合しない場合は純正戻しの作業時間が加わる)
修理歴の有無やエンジンまわりの状態は、車検の時間だけでなく将来の下取り評価にも影響します。
輸入車の評価軸は国産車と異なる点も多いため、判断に迷う場合は査定の視点も交えて相談すると整理しやすくなります。
車検の依頼先別の所要時間
同じ車でも、どこに依頼するかで車検の時間は「1〜2時間」にも「2〜3日」にもなります。
ここでは主な依頼先ごとの所要時間の目安と、即日で済むのか預ける必要があるのかを比較します。
依頼先ごとの所要時間の比較
依頼先別の目安は次のとおりです。
| 依頼先 | 所要時間の目安 | 即日か預けるか | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 車検専門店 | 1〜2時間程度 | 多くは即日 | 指定工場が多く、立会い車検に対応する店舗もある |
| カー用品店 | 数時間〜1日程度 | 店舗と整備内容による | 部品在庫が豊富で消耗品交換に強い |
| ディーラー | 2〜3日程度 | 預けるのが基本 | 純正部品と車種別の整備データに強い |
| 一般の整備工場 | 2〜3日程度 | 預けるのが基本 | 認証工場の場合は運輸支局への持ち込みが必要 |
| ガソリンスタンド | 1日〜数日 | 店舗により差が大きい | 整備を提携工場に外注するケースがある |
| ユーザー車検 | 検査自体は1時間程度 | 平日日中に自分で行く | 予約・書類準備・再検査の手間は自己負担 |
時間を最優先するなら指定工場を持つ車検専門店、整備の確実さを優先するならディーラーや専門性の高い整備工場、というのが選び分けの基本になります。
依頼先を選ぶときは、所要時間だけでなく次の観点も併せて確認してください。
- 指定工場か認証工場かが明示されているか(青色の「指定」標識、黄色または緑色の「認証」標識で見分けられる)
- 自分の車種の整備実績があるか(特に輸入車は診断機や専用工具の有無で作業時間が変わる)
- 見積の内訳が「法定費用」「基本料」「追加整備」に分かれて提示されるか
- 追加整備が発生したときに、着手前に連絡・承認の工程があるか
- 口コミや利用者の評価で、納期どおりに返却されているかが読み取れるか
- 代車の有無と料金、土日対応の可否
大手チェーンは店舗数と価格の分かりやすさに強みがあり、専門店は車種ごとの特性を踏まえた整備と、部品調達ルートの確保に強みがあります。
輸入車のように部品の取り寄せが所要時間を左右する車では、後者の差が納期に直結します。
指定工場と認証工場で時間が変わる理由
工場の区分による違いは、国土交通省の制度に基づくものです。
分解整備(特定整備)を行うには地方運輸局長の認証が必要で、この認証を受けた工場が認証工場です。
そのうち一定の設備・技術・管理組織を備え、自動車検査員を選任している工場が指定工場として指定されます。
指定工場は自社で検査を行い保安基準適合証を交付できるため、運輸支局へ車両を持ち込む必要がなく、その分だけ車検の時間が短く済みます。
認証工場は自社に検査ラインを持たないので、整備後に運輸支局や検査登録事務所へ車を運び、検査を受ける流れになります。
検査で不適合が見つかれば、いったん工場に戻して整備し、再度持ち込むことになります。
この往復が発生すると、半日から1日程度は時間が延びると考えておくと安全です。
指定工場と認証工場の見分け方は看板です。
指定工場は青色の標識、認証工場は黄色または緑色の標識を掲げるよう定められており、店頭や工場の見やすい位置に掲示されています。
なお、認証工場だから整備の質が低いということではありません。
町の整備工場は個別の不調相談に細かく応じてくれることも多く、時間よりも相談のしやすさを重視するなら選択肢に入ります。
即日で終わる立会い車検の特徴と注意点
指定工場を持つ専門店では、利用者が待っている間に点検・検査を行う「立会い車検」に対応している店舗があります。
所要時間は1〜2時間程度で、その日のうちに車を返却してもらえるのが最大の利点です。
ただし、即日で終わるのは整備範囲が限られているからだという点は押さえておきたいところです。
立会い車検は保安基準に適合しているかの確認が中心で、原因の切り分けが必要な不具合の特定や、時間のかかる修理には向いていません。
利用前に確認しておきたい注意点は次のとおりです。
- 交換部品が多い車や、警告灯が点灯している車は当日中に終わらない可能性がある
- 車検に直接関係しない不具合(エアコンの効き、異音など)は別日の入庫になることが多い
- 予約時間に遅れると検査ラインの枠を外れ、後日対応になる場合がある
- 部品在庫のない車種は、その場で交換できず後日再入庫となる
保証の扱いも依頼先で差が出る部分です。
一般に、部品そのものの不良を対象とする「製品保証(メーカー保証)」と、取り付けや整備作業に起因する不具合を対象とする「整備保証(施工保証)」は別物として扱われます。
前者は部品メーカーの保証規定に、後者は整備を行った工場の規定に沿って対応が決まります。
保証期間や走行距離の上限、対象となる作業範囲は工場ごとに異なるため、見積時に書面で確認しておくと後の行き違いを防げます。
当店では車検・整備に加えてコーティングなどのカーケアも自社で対応しており、施工内容ごとの保証範囲を事前にご説明したうえでお預かりしています。
車検に時間がかかる理由と長引くケース
車検の時間が読みにくいのは、検査ではなく整備の量が事前に確定しないためです。
ここでは時間が延びる仕組みと、特に長引きやすい条件を整理します。
時間の多くは検査より整備にかかる
継続検査そのものは、測定と目視を中心に20〜40分程度で完了することが一般的です。
時間を占めるのは、その前段にある法定24か月点検と、そこで見つかった不具合への対応です。
普通乗用車の法定24か月点検は60項目が定められており、エンジンルーム、下回り、室内、足回りを順に確認していきます。
この点検で交換が必要な部品が見つかると、部品の手配、交換作業、再検査という工程が積み上がり、車検の時間は一気に延びます。
費用の内訳を知っておくと、時間の増減も理解しやすくなります。
- 法定費用(自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料の印紙代):金額が決まっており、時間には影響しない
- 車検基本料(24か月点検料、検査料、代行手数料):依頼先ごとに設定が異なる
- 追加整備費用(部品代と工賃):金額も時間も、ここで最も大きく変動する
つまり見積書のうち、時間を左右するのは3つ目の追加整備費用の欄です。
見積を受け取ったら、この欄に並ぶ項目が「今すぐ必要か」「次回まで待てるか」を確認するのが、時間管理の要になります。
長引きやすい車の特徴
同じ車検でも、車の状態によって必要な工数は大きく変わります。
長引きやすいのは次のような車です。
- 初度登録から10年以上経過した車:消耗品以外にゴム類やホース類の劣化が進み、エンジンルームの奥や下回りなど普段見えにくい箇所に不具合が出ていることがある
- 走行距離が10万kmを超えている車:足回りやブッシュ類など、交換対象となる部位が増える傾向がある
- 部品が生産終了になっている車:代替品を探す作業自体に数日かかることがある
- 輸入車:純正部品を海外から取り寄せる場合、入荷まで数日から数週間かかるケースがある
- 前回の車検から車検整備以外の点検を受けていない車:まとめて交換対象が出やすい
年式が古い車や走行距離が多い車は、部品交換そのものより「部品を探す時間」で日程が延びるため、余裕を持った入庫が有効です。
輸入車の部品調達は、国内在庫があるかどうかで所要時間が大きく変わります。
当店では欧州車を中心に継続的に仕入れと整備を行っており、車種ごとに調達ルートを確保したうえで納期をお伝えするようにしています。
混雑する時期と空いている時期
車検の時間は、車の状態だけでなく世の中の混み具合にも左右されます。
国土交通省の資料によれば、2019年から2023年の月別車検台数の平均は約281万台であるのに対し、3月は約389万台と突出しています。
年度末は運輸支局も混み合うため、指定工場・認証工場のどちらに依頼しても待ち時間が発生しやすくなります。
混雑しやすいのは3月の決算期、9月、各月の月末、連休前で、比較的空いているのは5月、7月、8月、10月です。
繁忙期は予約枠が埋まるだけでなく、部品の流通も集中するため、取り寄せに時間がかかりやすい点にも注意が必要です。
満了日をずらすことはできませんが、受検日を前倒しして閑散期に寄せることは可能です。
車検時間を短縮するコツ
車検の時間は、当日の動き方ではなく事前の準備でほぼ決まります。
予約、日頃の整備、整備範囲と書類の3点を押さえるだけで、拘束時間は確実に短くできます。
早めに予約する
まず前提として、車検は予約なしでは受けられないことが多いです。
検査ラインの枠が事前予約で管理されているため、予約なしで当日持ち込んでも後日来店になるのが一般的です。
事前予約を入れておけば検査枠が確保され、必要になりそうな部品を先に手配してもらえるため、待ち時間と部品待ちの両方を減らせます。
予約時に伝えておくと段取りが良くなる情報は次のとおりです。
- 車検証に記載された満了日と車種、初度登録年
- 走行距離
- 警告灯の点灯や異音など、気になっている症状
- 前回の車検・点検からの整備履歴
- 即日で終わらせたいのか、預けても問題ないのか
特に輸入車は、車台番号から適合部品を特定して事前手配できるかどうかで納期が変わります。
予約の段階で車種と年式を正確に伝えるだけでも、当日の作業はスムーズになります。
日頃のメンテナンスで整備を減らす
車検時の整備量を減らす最も確実な方法は、普段から消耗品を管理しておくことです。
エンジンオイルやフィルター、バッテリー、ワイパーゴム、タイヤなどを日常的に点検・交換していれば、車検時にまとめて交換する項目が減り、その分だけ所要時間も短くなります。
車検を「2年に一度の総点検」にせず、半年から1年ごとの点検で分散させておくことが、当日の車検の時間を短くする一番の近道です。
目安として押さえておきたい交換サイクルは次のとおりです。
- エンジンオイル:走行5,000〜10,000km、または半年〜1年ごと(車種や指定により異なる)
- バッテリー:2〜4年程度
- ブレーキパッド:残量が3mm前後になったら交換を検討
- タイヤ:溝が1.6mm(スリップサイン)に達する前、または使用開始から4〜5年程度で状態を確認
- ワイパーゴム:1年前後
これらは車検の合否に直結する項目でもあります。
日常の点検やコーティングを含めたカーケアをまとめて任せておくと、状態の履歴が残り、車検時の判断も早くなります。
不要な整備を減らし書類を準備する
見積に並ぶ整備には、「今回交換しないと検査に通らないもの」と「次の車検までに交換時期が来る見込みの予防整備」が混在しています。
予防整備はあくまで推奨であり、見積から外しても車検自体は通るため、緊急性のない項目を見送れば当日の待ち時間は短縮できます。
ただし、見送った項目は将来の故障リスクとして残ります。
走行距離が多い方や長く乗り続ける予定の方は、目先の時間だけでなく、次回までの維持費まで含めて判断するのが現実的です。
判断に迷う場合は、整備士に「保安基準に関わる項目か」「次の車検まで持つ見込みか」を確認すると整理しやすくなります。
また、書類の不備は当日の手続きを止める要因になります。
必要書類は次のとおりです。
- 自動車検査証(車検証/電子車検証の場合はICタグ付きの現物)
- 自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証明書/継続分は当日更新するケースが多い)
- 自動車税納税証明書(電子確認により省略できる場合がある)
- 認印(依頼先や手続き方法によっては不要)
- 点検整備記録簿(前回分があれば整備判断の材料になる)
- ロックナットアダプター(社外ホイールを装着している場合)
- 使用者の住所・氏名が確認できる書類(住所変更がある場合)
車検証は車内のグローブボックスに入れたままにしている方が多いため、予約時に所在を確認しておくと安心です。
車検の代車の要否と予定の組み方
代車が必要かどうかは、即日で終わるか預けるかで決まります。
満了日から逆算して予約日を決めれば、代車の手配も含めて無理のない予定が組めます。
即日か預けるかで変わる代車の要否
1〜2時間で終わる立会い車検であれば、待っている間に完了するため代車は不要です。
一方、2〜3日預ける場合は、その期間の移動手段を確保する必要があります。
代車は無料で貸し出す店舗もあれば、1日あたり数千円程度の有料としている店舗や、そもそも貸し出しを行っていない店舗もあるため、予約時の確認が欠かせません。
特にガソリンスタンドや一部のディーラーでは、代車が有料または台数限定となっているケースがあります。
確認しておきたいのは次の点です。
- 代車の有無と料金(無料か、1日いくらか)
- 貸出可能な日数と、延長した場合の扱い
- 燃料の返却ルール(満タン返しか、使用分の精算か)
- 保険の適用範囲と免責額
- 喫煙やペット同乗の可否など利用条件
繁忙期は代車の台数自体が不足しやすいため、車検の予約と同時に押さえておくのが確実です。
満了日から逆算した予約とスケジュールの立て方
以前は、有効期間を損なわずに車検を受けられるのは満了日の1か月前からでした。
2025年4月1日の制度改正により、満了日の2か月前から受検しても、残っている有効期間が失われなくなりました。
これは年度末の混雑緩和と整備士の働き方改善を目的とした改正で、自賠責保険の更新可能期間も同様に1か月前から2か月前へと拡大されています。
満了日の2か月前から予約枠を確保できるようになったため、繁忙期を避けて閑散期に受検日を寄せることが、車検の時間を短くする最も効果的な段取りになります。
逆算の目安は次のとおりです。
- 満了日の3か月前:車検証で満了日を確認し、継続して乗るか乗り換えるかを検討する
- 満了日の2か月前:依頼先に見積を依頼し、予約と代車を押さえる
- 満了日の1〜2か月前:受検(部品取り寄せが想定される車は早めに設定する)
- 満了日まで:万一の再整備・再検査に備えた予備日として空けておく
もし整備費用が高額になりそうで乗り換えも視野に入るなら、この2か月の間に判断するのが合理的です。
売却や下取りを検討する場合の流れは次のようになります。
- 車検証・整備記録簿・純正パーツなど、評価材料になるものを揃える
- 車両の状態を伝え、査定を依頼する
- 査定額と提示条件を確認する
- 車検を通す費用と、売却して乗り換える費用を比較する
- 売却を選ぶ場合は必要書類を準備する
- 名義変更・引き渡し、入金を確認する
売却時に必要になる書類は、自動車検査証、自賠責保険証明書、自動車税納税証明書、印鑑登録証明書(発行から3か月以内のもの)、実印、振込先口座情報、リサイクル券などです。
所有者がローン会社などになっている場合は、所有権解除の手続きが別途必要になり、日数がかかることがあります。
当店の下取り・買取査定は輸入車専門で、最初から提示できる上限額をお伝えする方針を取っており、駆け引きのやり取りで時間を使わずに判断いただけます。
乗り換えを検討される場合は、在庫車両の状態と納車までの期間も併せてご確認ください。
なお、次の車を購入する際は車両本体価格以外の諸費用も加わります。
- 自動車税(種別割)の月割分
- 自動車重量税、自賠責保険料
- 登録費用、車庫証明取得費用、検査登録手続き代行費用
- 納車費用、希望ナンバー取得費用
- 任意保険料
- 保証やメンテナンスプランの費用(付帯する場合)
車検費用と乗り換え費用を比較する際は、これらを含めた総額で見ることが大切です。
車検の時間に関するよくある質問
最後に、車検の時間について寄せられることの多い質問をまとめます。
即日対応の可否、ユーザー車検の実態、土日対応、混雑時期の4点を確認しておきましょう。
車検は即日で終わるか
指定工場を持つ車検専門店であれば、1〜2時間程度で即日完了するケースがあります。
ただし、これは追加整備がほとんど発生しない場合の話です。
交換部品が多い車や、不具合の原因調査が必要な車は、当日中には終わりません。
輸入車については、部品の取り寄せと作業工数の関係から即日完了とならないケースがほとんどで、2〜3日以上を見込んでおくのが現実的です。
即日を希望する場合は、予約時に「即日で終わらせたい」と伝え、事前点検で交換部品の有無を確認しておくと判断しやすくなります。
ユーザー車検はどのくらい時間がかかるか
運輸支局での検査自体は、1時間程度で終わることが一般的です。
ただし実際には、検査予約、書類の記入、平日日中に運輸支局へ出向く時間まで含めると、半日から1日は確保しておく必要があります。
不適合箇所が見つかれば、その場で整備工場へ持ち込み、再検査のために戻ることになります。
また、検査に通ることと、車の安全な状態が保たれていることは同じではありません。
法定24か月点検はユーザー自身の責任で実施することになるため、点検・整備の知識がない場合は依頼先に任せた方が結果的に時間も手間も少なく済みます。
土日でも車検は受けられるか
車検専門店やカー用品店、ディーラーの多くは土日も営業しており、土日に入庫・受け取りができます。
一方で運輸支局の検査は平日日中のみのため、ユーザー車検や認証工場での持ち込み検査は土日には行えません。
土日に車検を完結させたい場合は、自社で検査まで行える指定工場を選ぶのが基本です。
ただし土日は予約が集中しやすく、希望の時間帯が埋まりやすい点には注意してください。
平日に休みを取れる方は、平日午前中の枠を選ぶと待ち時間が短くなる傾向があります。
車検が混み合う時期はいつか
混み合うのは3月の決算期、9月、各月の月末、そして連休前です。
新車販売が集中する3月と9月に登録された車が多いため、その2年後・3年後の同時期に車検の満了日も集中します。
比較的空いているのは5月、7月、8月、10月で、この時期に受検日をずらせば予約も取りやすく、車検の時間も短く収まりやすくなります。
2025年4月以降は満了日の2か月前から受検できるため、満了日が3月や9月の車でも、1か月前倒しして閑散期に寄せる選択が取りやすくなりました。
車検の時間で予定が崩れるのを避けたい方は、まず車検証で満了日を確認し、2か月前の時点で見積と予約を済ませておくことをおすすめします。
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この記事の著者

潮田 颯人
元々根っからの車好きで現在はインテグラタイプR(DC2)に乗っております。
色々なお車を拝見出来る買取業務はまさしく天職だと感じております。
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駆け引きをせずクリーンな取引を目指しているスマートオートの理念を体現出来るように日々努めております。