ポルシェ・911の買取価格・査定相場┃輸入車・外車を高く売るならスマートオート
時代に流されないアイコニックなフォルムで人々を魅了するポルシェを代表する車種である911。
その911の買取相場をご案内致します。
ポルシェ911の買取参考相場
¥2,560,000~¥48,600,000
算出年式 2004年~2024年
(Type997~Type992.1)
走行距離 0km~23万km
※2024年11月現在
ポルシェ911のType別買取参考相場
Type997前期2004~2009
Type997後期2009~2012
Type991前期2012~2015
Type991後期2015~2019
Type992前期2019~2024
¥2,560,000~¥12,070,000
¥3,100,000~¥14,290,000
¥5,800,000~¥16,910,000
¥5,660,000~¥48,600,000
¥12,990,000~¥36,070,000
※買取参考相場は弊社独自の統計による算出の為、実際の買取価格を保証するものではありません。
※走行距離、グレード、状態、オプションにより買取相場は異なります。
ポルシェ911のグレード別買取参考相場
カレラ
カレラS
カレラGTS
カレラ4
カレラ4S
カレラ4GTS
カレラカブリオレ
カレラSカブリオレ
タルガ4
タルガ4GTS
¥2,560,000~¥19,000,000
¥1,500,000~¥21,510,000
¥8,950,000~¥26,680,000
¥3,300,000~¥20,530,000
¥2,060,000~¥23,700,000
¥10,700,000~¥26,190,000
¥3,320,000~¥23,880,000
¥2,820,000~¥23,870,000
¥5,960,000~¥25,010,000
¥17,150,000~¥30,110,000
※算出年式2004年~2024年
※買取参考相場は弊社独自の統計による算出の為、実際の買取価格を保証するものではありません。
※年式、状態、オプションにより買取相場は異なります。
ポルシェ911の走行距離別買取参考相場
~10000km
~20000km
~30000km
1338~1900万円
1193~1846万円
1128~1766万円
※Type992.1カレラから算出
※買取参考相場は弊社独自の統計による算出の為、実際の買取価格を保証するものではありません。
※年式、状態、オプションにより買取相場は異なります。
ポルシェ・911を高価買取してもらうコツ
ポルシェのアイコン的存在である911。最近は新車の納期がかなり延びており2~3年待ちなんてことも。価格も年々上がっており、ベースグレードのカレラが2024年11月現在は1694万円~の販売価格となっていますので、新車購入できる層はかなり限定されます。
このことから中古車市場ではオプションや状態にもよりますが、新車と同等、何ならそれ以上の価格で取引されている車両も多く存在します。買取金額が新車購入時よりも高いなんてことも。
これから紹介する条件を理解しておくことが大事です。
911の人気カラー
ポルシェ・911は以下のカラーが人気です。
・クレヨン
・アークティックグレー
・ジェットブラックメタリック
・ホワイト
911のカラーと言えばリセールも考えると「クレヨン」一択でしょ!と思う方もいるかもしれません。確かにクレヨンは現在も高い人気がありリセールも大変いいです。しかし人気が高いため、新車購入時にクレヨンを選ぶ方が増え市場に台数が増えてきた影響で、以前ほどのリセールは無くなりつつあります。そんな中、希少性もあり人気も高いのが「アークティックグレー」です。
しかしクレヨンと同様、約40万円のスペシャルカラーですのでなかなか手が出ないかもしれません。
ジェットブラックメタリックも有償カラーですが、お値段は約19万円とクレヨンやアークティックグレーに比べると比較的リーズナブルですが人気は高い為、上記の2色ほどではないですがリセールも期待できます。
911の人気オプション
ポルシェ911の人気オプションは以下になります。
・スポーツクロノパッケージ
・スポーツエグゾースト
・レザーインテリア
・LEDマトリックスヘッドライト
人気のオプションを見るとインテリア系とシステム系のオプションが人気です。
911のオプションは多岐にわたりますが、基本的にオプション無しで新車をオーダーされる方は少ないです。
その為、中古車市場にある911のほとんどがオプションを装着しています。
特に以下の2つは買取店からも高い評価を得られる傾向にあります。
1スポーツクロノパッケージ
スポーツクロノパッケージは911の走行性能を大幅に向上させる人気オプションです。
スポーツプラスモードやローンチコントロールなど、ダイナミックな走りを楽しむための機能が充実しており、スポーツカー好きにはたまらない装備と言えるでしょう。
2スポーツエグゾースト
スポーツエグゾーストは911の心臓部であるエンジンサウンドを最大限に引き出すオプションです。
レーシーな排気音は、スポーツカー好きにはたまらない魅力であり車両の価値を大きく左右します。
911の人気グレード
911には様々なグレードが用意されており、どのグレードも高い人気を誇っています。
最上位グレードの「ターボ」、「ターボS」は新車価格も一番高くなっておりますが、リセールバリューはかなり低いです。
リセールバリューが最も高いのは「GTS」となっており、オプション次第ではありますが新車価格を超える買取価格を期待できます。
「GTS」は走行性能を大幅に向上させる人気オプションが標準装備されており、走りを楽しみたい人にはもってこいのグレードで高い人気を誇っています。
991型も992型も「GTS」は高い人気を誇っており、価格も高騰しておりますが、年式が経過すると故障のリスクや新型モデル登場の影響等で変動が起こる可能性があるので、売却の際は市場の動きに注意が必要です。
「GTS」の次に人気が高いのはベースグレードである「カレラ」です。
「カレラ」はエントリーモデルですので、価格も911の中では比較的リーズナブルである為、購入層も広く人気が高いです。
しかし、エントリーモデル故、標準装備が少ないのでオプション装着は必須です。
中古車で探す場合もある程度オプションが付いている車を購入した方がリセールバリューは良いでしょう。
「カレラ」もオプションによっては新車価格を超える買取金額を期待できます。
911はどのグレードも高額な買取金額が期待できますが上記の2つのグレードは特に高額査定を期待できます。
しかし、911は年式と走行距離の問題で買取価格が大幅に下落する車でもあるため、高額査定を狙うのであればグレードだけではなく、年式と走行距離を意識しておくといいでしょう。
911買取の時の注意点
911は高級車故に国産車や一般的な輸入車と違い、傷と走行距離での減点がとても高い車です。
ボディを守ることと極端に走行距離を延ばさないことが高額査定につながります。
お車は評価点というボディの状態を点数に置き換える仕組みがあり、この評価点が高い程、お車の売却金額が高くなります。
(大まかにいうと5点が最高評価、3点が最低評価といった具合で0.5ポイントづつの評価を付けていきます。)
この4.5点と5点はどちらも大変綺麗な車両状態を指すのですが、詳しく説明すると、5点は5cm以内の擦り傷等が3パネル以内。4.5点は5パネル以内となっております。
そう聞くと、どちらの点数でも状態変わらないように聞こえるので金額は大して変わらないと思うかもしれませんが、911は5点と4.5点に大きな金額の壁があります。
金額にすると傷の状態次第ですが約50万円も変わってくることもあります。
一般的なお車の場合だとそこまで金額に差はないのですが、911は資産価値のあるお車ですので綺麗なボディの個体を探されている方が多く、少しでも傷があるとニーズが減少します。その市場動向が価格に現れています。
走行距離も同じく、多いと傷が増えたり故障リスクも高くなることから、減点がとても高いです。
ですが車は乗り物。乗らないと意味がありません。使用上の傷は避けられませんが、ボディコーティングやプロテクションフィルムを施工したり保管環境に気を配りながら維持することで、高額査定が期待できます。
ポルシェ・911の歴史
タイプ901(初代911誕生)
ポルシェ911の歴史は1963年にまで遡ります。
911は1963年のフランクフルトモーターショーで発表されました。
元々は911という名前ではなく901という名で発表されており、これがのちの911となります。
なぜ名前が変更されたかというと、プジョーが中央に0の入った3桁の数字をすべて商標登録していたため、「911」と改めました。
ポルシェと言ったら「カレラ」という名前。この「カレラ」というグレードが登場したのは、73年に登場したホモロゲーション獲得用モデル「カレラRS 2.7」でした。
「カレラ」の由来は、スペイン語の「競技」という意味でレースの車ということを表しており、同時にかつてポルシェも参戦したことのあるメキシコ縦断行動レース「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」から来ています。
タイプ930(911のイメージを確立した大ヒットモデル)
911の名が全世界に広まったのは第一世代の「901」ではなく、第二世代の「930」からでした。
ビジュアルは初代とそっくりですが、販売台数の多いアメリカ市場に適合するために衝撃吸収機能を備えた前後の大きいバンパーが特徴的です。
さらにこのモデルから「ターボ」が追加されました。
大きく張り出したリアフェンダーと巨大なリアウィングが目立つ美しいボディラインは見る人を虜にしました。
3リッターエンジンにターボを装着し、最高出力は260PS、最高速度は250km/hとなっております。
ターボ以外は2.7リッターエンジンのみだったが、モデル後半では3.3リッターまで拡大されている。
タイプ964(初のティプトロニック採用モデル)
タイプ964は1989年にデビューしました。
エクステリアは第二世代からそこまで変わらないものの、中身は大幅に変更が加えられました。
なんといっても一番はポルシェ独自の4速AT「ティプトロニック」です。
何がすごいかというとこのATはMTモード付でした。
今でこそ当たり前ですが、当時はMT車もまだまだ走っていた時代。ATにスポーティーさはあまり求められていなかったので、どのメーカーもMTモード付のATなんて開発していませんでした。
しかしこれが画期的だと瞬く間に広まり、当時は街中で多くの964を目にすることができました。
タイプ993(最後の空冷モデル)
1993年に第四世代となるタイプ993がデビュー。
第四世代でエクステリアも大幅に変更されました。
より流線型のボディラインとなり、サイズも拡大。さらにエンジンもグレードによりますが3.8リッターまで拡大されました。
トランスミッションはMTが6速まで進化。これにより高速域での安定性が向上しました。
さらに「ティプトロニック」は「ティプトロニックS」へと進化を遂げ、ステアリングにスイッチを追加することで、手を放さずにギアチェンジが行えるという画期的なものになりました。
搭載エンジンは第一世代からの空冷式を採用していたがこのモデルで終了となりました。
理由は様々ですが一番は排ガス規制によるものと言われています。
ちなみに993はスパルタンな仕様である「GT2」が初めて設定されたモデルでもあります。
タイプ996(911初の水冷エンジン搭載モデル)
タイプ996は1997年にデビュー。
言わずもがな、最大の変更点はエンジンが水冷式となった事です。
水冷式のエンジンは空冷式と比べるとメンテナンスも比較的楽なため維持コストが低いため、タイプ996はユーザーの利便性も向上したモデルでした。
エントリーモデルである「ボクスター」もこの996と同時に開発が行われました。
なぜ同時開発が行われたかというと2台のフロント部を共有化することで開発費のコストダウンを図ろうとしていました。
結果、より手ごろな911の誕生へとつながったのですが、フロントがボクスターと共通していたため、911ファンからは不評を買いました。「ぷイプ996は1997年にデビュー。言わずもがな、最大の変更点はエンジンが水冷式となった事です。水冷式のエンジンは空冷式と比べるとメンテナンスも比較的楽なため維持コストが低いため、タイプ996はユーザーの利便性も向上したモデルでした。エントリーモデルである「ボクスター」もこの996と同時に開発が行われました。なぜ同時開発が行われたかというと2台のフロント部を共有化することで開発費のコストダウンを図ろうとしていました。結果、より手ごろな911の誕生へとつながったのですが、フロントがボクスターと共通していたため、911ファンからは不評を買いました。
タイプ997(現行のデザインに近くなったモデル)
第六世代の997は2004年にデビューしました。
不評だった996からエクステリアを大幅に変更し再び丸目のヘッドライトとなりました。
この世代でも「ケイマン」「ボクスター」とのパーツ共通化は図られておりますが、エクステリアに関してはほぼ911独自のものとなっています。
997からステアリングチルトが搭載されより多くの人が快適なドライブができるようになりました。
大きな変更点は、「ティプトロニック」から現在も使われている「PDK」へとATの機構が変更されたことです。
「PDK」はデュアルクラッチのATでMTに近い構造の為、素早い変速そしてダイレクトにパワーが伝達できます。
その走りはほとんどMTのようで、ATでもスポーツ走行が存分に楽しめるようになりました。
タイプ991(前期型が最後のNAモデルとなった車両)
2011年にデビューした第七世代の991はボディサイズがさらに拡大され、ワイド&ローの低さが際立つシルエットとなりました。
見た目は現行の911にぐっと近づき、フロントのデザインは遠くから見るとほぼほぼ一緒となっています。
大きな変更点としては、2015年のマイナーチェンジではダウンサイジングターボエンジンに変更されました。
理由としてはエンジン排気量の最適化と排ガス規制に対応する為です。
これによりほぼ全てのモデルがターボ車となりました。
カレラシリーズは3.0リッター水平対向6気筒ターボエンジンを搭載。ターボモデルは従来通りの3.8リッターエンジンを搭載しています。
タイプ992(デジタル化が加速した新世代モデル)
現行型の992は2018年にデビュー。
911らしさを残しつつ、テールランプは横一文字のLEDテールランプになるなどまさしく新世代のデザインへと進化しています。
また、インテリアはビックマイナーチェンジされました。
フルデジタルメーターや通信式インフォメーションシステムなど、デジタル化がぐんと加速しております。
エンジンは991のエンジンを継承していますが、PDKはついに8速となりました。
8速となったことで変速時のショックも軽減され、よりエクスクルーシヴな走りを提供できるようになりました。
しかしまだまだスポーティさは健在。価格はぐんと上がりましたがその分走りが楽しいモデルに仕上がっております。
現行911のラインナップ
ここで軽くではありますが、992のラインナップを紹介します。
基本となる後輪駆動のベースグレードの「カレラ」をメインに、高出力モデルの「カレラS」そしてスポーツ性能を追求した「カレラGTS」が基本のラインナップとなります。
また4WD仕様は「カレラ4」高出力モデルの「カレラ4S」そしてスポーツモデルの「カレラ4GTS」があります。
更に2シーター化などで徹底的な軽量化を図った「カレラT」もラインナップされています。
オープンモデルの「カブリオレ」もクーペと同じラインナップとなっています。
「タルガ」モデルでは4WDモデルのみが設定されており、クーペと同じラインナップです。
このほかにもターボモデルの「ターボ」「ターボS」、さらにピュアスポーツモデルとなる「GT3」なども設定されています。
☆最後に☆
911は大変歴史があり、現在もファンが多く人気のお車です。
ほとんどのモデルがいまだに高値で取引されていることからも人気の高さがうかがえます。
しかし911といえども年式による値下がりの波には勝てず、徐々にではありますが997や991などのモデルは値下がりしており、手の届く価格になってきております。
現に911の購入を検討している方も多いのではないのでしょうか。
その時には是非この記事を思い出してください。911はオプションや走行距離を意識して購入することで高額な買取金額を期待できますので、賢くお車を乗り換えることが可能になるかもしれません。
⇒買取お問合せはこちらから!
この記事の著者
潮田 颯人
元々根っからの車好きで現在はインテグラタイプR(DC2)に乗っております。
色々なお車を拝見出来る買取業務はまさしく天職だと感じております。
また、AIS中古車検査資格を有しておりますので、正確な査定を元にお客様のご納得のいく金額のご提示が可能です。
駆け引きをせずクリーンな取引を目指しているスマートオートの理念を体現出来るように日々努めております。