アウディQ3買取相場・高額査定を引き出すコツも解説

アウディQ3 買取の相場感と高額査定のコツを、年式別・走行距離別にご案内します。専門店での売却方法や高額査定のコツも解説します。
年式 | 買取相場 |
---|---|
2024〜2025年式 | 320〜580万円 |
2023年式 | 215〜435万円 |
2020~2022年式 | 150〜345万円 |
2016~2019年式 | 25〜165万円 |
2012~2015 | 15〜130万円 |
走行距離 | 買取相場 |
---|---|
〜3万km | 55〜580万円 |
3〜5万km | 35〜330万円 |
5〜10万km | 25〜290万円 |
10万km以上 | 15〜150万円 |
アウディQ3とは?モデル概要と人気の背景
アウディQ3の買取価格は、コンディションや年式・走行距離によって大きく変動します。
Q3は都市部でも扱いやすいサイズ感と高い安全性能を兼ね備えたプレミアムコンパクトSUVで、リセールバリューも安定しています。
新型ではデジタルメーターや最新の運転支援機能が搭載され、ファミリー層からも支持を集めています。
定期的な整備やボディコーティングを行うことで、査定額アップも期待できます。
アウディQ3 初代モデル
初代アウディQ3(2011〜2018年)は、コンパクトSUVブームの中で登場し、高級感ある内装と安定した走りが人気を集めました。
2015年のマイナーチェンジではライト類やグリルデザインが刷新され、より洗練された印象に。
中古市場ではこの年式を中心に需要が高く、アウディQ3の買取でも装備内容や状態の良さが評価されやすいモデルです。
アウディQ3 2代目モデル
2代目Q3(2019年〜)は新プラットフォームを採用し、走行安定性と居住性を大幅に向上。
デジタルメーターや先進安全装備を標準化するなど、上質さと実用性を両立しています。
ファミリー層や輸入車初心者にも人気が高く、内外装のコンディションが良ければ買取査定で高評価がつきやすいモデルです。
年式別アウディQ3買取相場
アウディ Q3の買取では、年式とコンディションが価格を左右する最重要ポイントです。
最新モデルほど高値がつきやすいのはもちろん、整備履歴や状態が良ければ年式が古くても買取金額が期待できます。
以下では、年式別に査定傾向と注目ポイントを詳しく解説します。
最新モデル(2024〜2025年式)
2024〜2025年式のアウディ Q3は、流通量がまだ少なく相場が高値で安定しています。
低走行・禁煙車・ワンオーナー車は特に査定金額が高くなりやすく、買取市場でも人気が集中しています。
2年落ち(2023年式)
2023年式のアウディ Q3は、中古市場でも流通量が増え始める人気モデルです。
走行距離が1〜1.5万km前後の車両は状態が良好で、オプション多数装着車両は高額査定が狙えます。
ホイールの小傷や内装の使用感などは軽微な減点で済むため、丁寧に整備されていれば相場より高く売れる傾向です。
3~5年落ち(2020~2022年式)
2020年以降のアウディ Q3は、2代目モデルとなっており、車の完成度が高く人気があります。
S lineやアシスタンスパッケージなど人気オプション装備の有無が大きな査定差につながります。
走行距離3〜5万kmの範囲であれば、整備記録簿がしっかりしている車両は高価買取が期待できます。
6〜9年落ち(2016〜2019年式)
2016〜2019年式のアウディ Q3は、初代後期モデルにあたります。
2015年のマイナーチェンジ後はデザインと装備が向上し、メンテナンス状況が良ければ今でも根強い人気があります。
タイヤ・ブレーキ・バッテリーなどの消耗品が新しい車両や、ディーラー整備履歴がある車両は査定額が上がりやすいです。
走行距離で変わるアウディQ3買取相場
走行距離はコンディションを判断する重要な基準です。
低走行車は外装・内装の劣化が少なく高評価を得やすい一方、長距離走行車でも整備履歴や主要部品の交換記録があればプラス評価につながります。
ここでは走行距離ごとの傾向と査定アップのポイントを解説します。
〜3万km
3万km未満のアウディ Q3は、内外装の劣化が少なく新車に近い状態を維持していることが多いです。
ワンオーナー車や禁煙車は特に評価が高く、人気カラーやオプション装備がそろっていれば高額査定が狙えます。
低走行のアウディ Q3は中古市場でも需要が高く、買取金額が高くなる傾向があります。
3〜5万km
3〜5万km走行のアウディ Q3は、中古市場で最も流通量が多い“ゾーン”です。
ディーラー整備を継続している車両や、内外装の清潔感が保たれている車両は高く評価されます。
小傷や軽度なホイールガリ傷は大きな減点になりにくく、整備記録簿があれば良い買取金額を期待できます。
5〜10万km
5〜10万kmのアウディ Q3は、走行距離に応じたメンテナンスの有無が価格を左右します。
タイヤ・ブレーキ・バッテリー・ATフルードなどの主要部品が交換済みであれば減点を防げ、査定アップが期待できます。
消耗品交換の整備記録簿を提示できると、アウディ Q3の買取でプラス評価になりやすいです。
10万km以上
10万kmを超えるアウディ Q3は、走行距離だけを見ると相場は下がる傾向にあります。
しかし、ディーラー整備・主要部品交換・記録簿完備の車両は依然として高評価対象となり、機関系のコンディションが良ければ買取金額は伸びる傾向にあります。
特に修復歴がなく、定期点検を欠かさず行ってきたアウディ Q3は、高価買取が期待できます。
アウディ Q3の買取で人気のカラーランキング
アウディ Q3の買取では、ボディカラーも査定額を左右する重要な要素です。
人気カラーは中古市場での需要が高く、同じ年式・走行距離でも高値がつく傾向があります。
ここでは、アウディ Q3の買取で実際に評価の高い人気カラーをランキング形式で紹介します。
第1位:グレイシアホワイトメタリック(白系)
アウディ Q3の定番人気カラー。清潔感と高級感を兼ね備え、どの年代層からも支持されています。
特にS lineなどのスポーティグレードでは、ホワイト×ブラックコントラストの仕上がりが映え、
査定時にもプラス評価になりやすいカラーです。
屋外保管でも劣化が目立ちにくく、買取価格も安定して高値を維持しています。
第2位:ミトスブラックメタリック(黒系)
重厚感と高級感を兼ね備えた定番カラーで、アウディらしい上質さを際立たせます。
手入れ次第で深い艶が保てるため、ワンオーナー車・ガレージ保管車は高評価です。
小傷が目立ちやすい色ではありますが、ボディコーティング済みなら査定額の減点を防ぎやすく、買取時も期待できます。
第3位:クロノスグレーメタリック(グレー系)
落ち着いた印象と上品なトーンで、アウディ Q3の上質なデザインにマッチするカラー。
ブラックよりも扱いやすく、汚れが目立ちにくいのも人気の理由です。
法人ユーザーや大人に好まれる傾向があり、中古市場でも安定した需要があります。
アウディ Q3の買取では、「人気色×状態の良さ×装備内容」の3点が価格を決める大きなポイントです。
特にホワイト・ブラック・グレー系は市場流通量が多く、再販しやすいため安定して高値がつきやすい傾向です。
一方、ブルーや特別色などは買取金額があまり高くならない傾向にありますが、希少性があるカラーはコンディションが良ければ十分に高価買取が期待できます。
アウディ・Q3で高価買取が期待できるオプションは?
コンビニエンス&アシスタンスパッケージ
グレードや年式にもよりますが以下のオプションが追加されます。
・シートヒーター(フロント)
・フロントシート電動調整機能
・ランバーサポート4ウェイ(フロント)
・オートマチックテールゲート
・アウディホールドアシスト
・アドバンストキーシステム
・アルミホイール 5ツインアームデザイン7.0J×18+235/55 R18
・アダプティブクルーズアシスト
・ハイビームアシスト
・サイドアシスト
・リヤクロストラフィックアシスト
・エマージェンシーアシスト
アシスタンスパッケージは、アウディ Q3の運転支援機能を大幅に強化するオプションです。
高速道路走行や渋滞時の追従運転、狭い場所での駐車など、あらゆるシーンでドライバーの負担を軽減します。
また、360°カメラやパーキングアシストにより、車両周囲の死角を減らし安全性を高めることができます。
これらの機能が装備されたアウディ Q3は、特にファミリー層や通勤利用者からの需要が高く、
中古車市場でも高い評価を得ています。
そのため、アシスタンスパッケージ付きの車両は査定時にプラス評価となり、高価買取が期待できます。
パノラマサンルーフ
パノラマサンルーフは屋根の上に開閉式の窓が付き、車内に新鮮な空気を取り込むことが可能になるオプションです。
開放感が抜群で、快適な旅ができる最高の装備となっております。
オプション価格は約19万円となっております。しかし、中古車相場ではサンルーフの有無でオプション価格以上に価格が変わる場合があります。そのため、アウディ・Q3の高価買取を狙うときは、装備は必須と言えるでしょう。
TVチューナー
国産車の場合だと、大抵のお車にTVチューナーは基本装備されています。しかし輸入車の場合、オプションである場合が多いです。
また、こちらのオプションは後付けができないものとなっています。社外システム等で搭載は可能ですが、不具合が起こるリスクが高まるなどの危険性があります。
そのため、中古車市場では純正オプションとしてTVチューナーが付いているお車を探す方が多く、装着されている車両はリセールバリューが良い傾向にあります。
S lineパッケージ
S lineパッケージはアウディのオプションの一つです。
S line専用バンパーなどのエクステリアが、スポーティさを強調します。
モデルにより、パッケージ内容は異なりますが、下記の装備が追加されます。
・バンパー S line ・S lineエクステリアロゴ
・ドアシルトリム S line
・アルミホイール 5パラレルスポークデザイン7J×18 235/50 R18タイヤ
・235/50 R18タイヤ
・スポーツサスペンション
・デコラティブパネル マットブラッシュトアルミニウム
・スプリントクロス/レザー S lineロゴ
・ヘッドライニング ブラック
・ステアリングホイール 3スポークレザーマルチファンクション パドルシフト
・S line エンブレム
・LEDヘッドライト
・ヘッドライトウォッシャー
・LEDリヤダイナミックターンインディケーター
アウディのハイパフォーマンスモデルである「RS」や「S」を彷彿とさせる装備がふんだんに追加されます。
そのため、内外装共にスポーティーな見た目になるのが特徴です。
オプションというよりはグレードのような位置付け
装備詳細を見ると、単なるオプションというよりは、まるで別の車になるかのような『アップグレードパック』と言っていいでしょう。
実際、中古車掲載サイトでは同じグレードなのにまるで別の車かのように『S lineパッケージ』の有無で選択欄が分かれています。
このように単なるオプションではなく、車両全体の価値を高めるものになっております。ですので当然、中古車市場でも『S line パッケージ』の有無で大きく価格が異なります。
リセールバリューを考慮してお車を購入する時は、必須のオプションと言えるでしょう。
また、現在お乗りのQ3に『S line パッケージ』が装着されている場合は、高価買取が期待できます。
2025年現在、アウディQ3では「S lineパッケージ」ではなく、S lineというグレードに進化しました。
これほど車両に変化を与えるオプションですから、グレードへと進化するのはある意味必然と言えるのかもしれませんね。
査定時に査定士がチェックするポイント
アウディ Q3の買取において、査定士が確認するポイントは大きく以下のカテゴリに分かれます。
外装
・ボディの傷や凹み、塗装剥がれ
・バンパーやライトの損傷
・純ホイールの状態
内装
・シートの擦れや破れ
・タバコ臭・ペット臭などの有無
・ダッシュボードや内装パネルの劣化
足回り・機関系
・タイヤの残り溝・偏摩耗
・ブレーキパッド・ローターの消耗
・サスペンションの異音やオイル漏れ
査定士はこれらを総合的にチェックし、加点・減点方式で最終的な査定額を算出します。
査定前にできるセルフメンテナンス
査定額を上げるために、オーナー自身でできる準備もあります。
・洗車・室内清掃:第一印象を良くする基本。
・書類整理:整備記録簿や保証書を揃えて提示。
・オプション説明:購入時の資料などを提示して、業者がしっかりと車について把握できるようにする。
日常的な手入れや書類準備は確実にプラス評価につながります。
競合車とのリセール比較
国産車との比較
・トヨタRAV4
トヨタRAV4は供給量が多く、回転率の高い定番SUVです。
アウディ Q3は装備・内装の質感で上回り、ブランド志向のユーザーから選ばれる傾向があります。
買取相場はRAV4がやや高値で安定していますが、状態が良ければリセール差は小さくなります。
・マツダCX-5
CX-5はディーゼルモデルを中心に人気が高く、国内市場での流通量も多いモデルです。
一方でアウディ Q3は高級感とデザイン性が強みです。
ブランド価値によって価格を下支えしており、グレードや装備次第ではCX-5を上回る買取額となるケースもあります。
輸入車との比較
・BMW X1
BMW X1はスポーティな走行性能が評価される一方で、アウディ Q3は内装の上質さと静粛性で優位に立ちます。
同じコンパクトSUVでもターゲット層がやや異なり、Q3はファミリー層からの支持が厚いのが特徴です。
走行距離や整備履歴が良好であれば、買取価格はX1とほぼ同水準となります。
・メルセデス・ベンツGLA
GLAはスタイリッシュなデザインが魅力の都市型SUVですが、実用性ではアウディ Q3に軍配が上がります。
Q3は荷室容量・走行安定性・視界の良さが評価され、ファミリーカーとしても需要が高いです。
リセールではGLAがやや優勢な時期もありますが、整備履歴と装備内容次第ではQ3が上回ることも珍しくありません。
買取金額をアップさせる方法
売却のタイミングを見極める
モデルチェンジ前後は相場が変動しやすい時期です。マイナーチェンジ直後は旧型が値下がりするため、その前に売却するのが賢明です。また、中古車需要が高まる春やボーナス時期も狙い目です。
ディーラー下取りと買取専門店を比較
ディーラー下取りは手続きが簡単な反面、相場より低い査定になることが多いです。一方、輸入車買取専門店は相場上限に近い金額を引き出せる可能性があります。
よくある質問(FAQ)
Q1. Q3を売るベストタイミングはいつですか?
3年落ちまでで走行距離が3万km以内のタイミングが最も高額査定につながります。
Q2.アウディは国産車より査定が厳しい?
維持費や修理コストを考慮されやすいため減額要素もありますが、Q3は比較的安定した相場を維持しています。
Q3. 法人名義でも買取できますか?
可能です。必要書類が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
Q4. 社外パーツはプラス査定になりますか?
基本的にはマイナス査定の対象です。ただし純正パーツを保管していれば評価が下がりにくいです。
Q5. 修復歴があっても売れますか?
もちろん可能ですが、金額は大幅に下がります。査定の際に事前にしっかりと修理内容等を伝えましょう。
トラブル防止になります。
Q6. 無料査定だけでも利用可能ですか?
もちろんです。相場確認だけでも問題ありません。
Q7. 車検が切れていても売却できますか?
可能ですが、査定額は減額される場合があります。
Q8. 売却後のトラブルを防ぐには?
信頼できる業者を選び、契約書をしっかり確認することが重要です。
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まとめ
アウディ Q3の買取価格は、「年式 × 走行距離 × 装備 × 管理状態」で大きく変わります。
特に2015年以降の改良モデルや、2020年以降の2代目モデルは装備内容が充実しており、中古市場での人気も高めです。
低走行でディーラー整備記録が残っている車両は高評価を得やすく、S lineやパノラマサンルーフ、マトリクスLEDなどのオプション装備は査定額アップの決め手になります。
今のアウディ Q3の買取相場を知りたい方へ
当社の無料査定なら、専門スタッフがアウディ Q3の価値を丁寧に評価し、高価買取が可能です。
「今のQ3はいくらで売れる?」「相場より高く売りたい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
この記事の著者

潮田 颯人
元々根っからの車好きで現在はインテグラタイプR(DC2)に乗っております。
色々なお車を拝見出来る買取業務はまさしく天職だと感じております。
また、AIS中古車検査資格を有しておりますので、正確な査定を元にお客様のご納得のいく金額のご提示が可能です。
駆け引きをせずクリーンな取引を目指しているスマートオートの理念を体現出来るように日々努めております。