車買取のプロが教える、愛車を高く売る方法。(メルマガ・バックナンバー2025年1月配信分)
車を売るとき「少しでも高く売りたい!」と思いますよね。
しかし、いざネットで調べても書いてあることがバラバラで結局どうしたらいいのと途方に暮れてしまうことも。。。そこで今回は、車買取のプロが愛車を高く売却する方法をお教えします。
思い出の沢山詰まった大切な愛車を少しでも高く買取りしてもらいたいのは皆同じ思いのはず。
昨今、ネットで『車 高価買取』と検索すると、様々な業者のHPや記事が出てきますが、記事を読もうとしたら一括査定サイトに飛んでしまったり、怪しい業者のサイトに飛んでしまったりと結局どうしたら高く売れるのかは分からなかった。という経験をされた方が多いのではないのでしょうか。
近日中に売却を検討されている人、次の新車を納車待ちで売却はまだ先の人など、様々な状況にあると思いますが、このメルマガでは車買取のプロが基本的な高額査定へ繋がる要素をご紹介いたします。
①車両の状態を良好に保つ
基本的なことですがこれが一番大事です。
お車の査定には評価点というボディの状態を点数に置き換える仕組みがあり、この評価点が高い程、お車の売却金額が高くなります。
(大まかにいうと5点が最高評価、3点が最低評価といった具合で0.5ポイントづつの評価を付けていきます。)
※事故車(修復歴車)を除く
最高評価の5点と一つ下の4.5点はどちらも大変綺麗な車両状態を指すのですが、詳しく説明すると、5点は5cm以内の擦り傷等が3パネル以内。4.5点は5パネル以内となっております。そう聞くと、どちらの点数でも状態は変わらないように聞こえるので金額は大して変わらないと思うかもしれませんが、輸入車は5点と4.5点に大きな金額の差があります。
金額にすると車両価格にもよりますが、約50万円も変わってくることもあります。ここで最高評価(5点)から転落してしまうよくある事例をご紹介します。それがドアエッジ部分の傷です。
上記の画像のような傷はカバンや上着の金具部分が乗降りの際に当たり、ついてしまうことが非常に多いです。
ドア1枚だけにこのような傷があるのであれば5点評価を付けられる可能性はありますが、このような傷が複数のドアについていると評価が下がる可能性があります。
乗降りの際は、ドアをしっかり開けてモノをボディにすらないように注意しましょう。
※プロテクションフィルムでボディを守ることもお勧めです。
※プロテクションフィルムとは
ペイント、つまりクルマの塗装をプロテクトする役割をもったフィルムのことです。
特に新車時の塗装は再塗装と比べると塗装品質が高く、これが劣化してしまうと、二度と取り戻すことはできません。プロテクションフィルムを塗装面に施工することで、紫外線、飛び石、花粉、樹液、糞や虫、イタズラからクルマの塗装を守ることが可能となります。
お車の価値を守るためにもプロテクションフィルムはかなりおすすめです!!!弊社グループ会社で施工できますのでお気軽にご相談ください。
②査定前に車を綺麗にする
車が汚れていると、正確な査定が困難になります。その為、査定士が汚れを傷と誤認してしまい、提示金額が低くなる可能性があります。
また、車が汚く正確な査定が困難な場合、査定士はわざと汚れをキズとして拾って相場より低い買取金額を提示する場合があります。
なぜかと言うと、①で説明した通り、傷の多さでお車の買取価格は変わります。その為、もし汚れで隠れていた傷が後々見つかり評価点が下がった場合、買取業者が損をしてしまうので、損をしないために最初から汚れを傷として拾い、安全マージンを取った買取金額をご提示するのです。
愛車を高く見積もってもらうために、内外装を綺麗にしてから査定依頼を申し込みましょう。
③時期による買取価格の変動を把握する
中古車は売却時期によって買取査定額が大きく変わってくることがあります。
お勧めの時期は1~2月と6~7月です。1~2月は、進学や就職などで4月から新生活を始める人が増えるため、中古車の需要が高まることや、中古車業界では毎年3月が決算期とされるのが一般的ですので、各社が売上げ目標達成のためにこの時期に買取を強化していることから買取金額が高くなる傾向にあります。
6~7月は夏のボーナス後で購買意欲が高まることや、9月は多くの会社で決算月となり、法人車両の買い替えが多いことから、各社が在庫を確保するために買取金額が高くなる傾向にあります。
④一括査定ではなく単独で複数社に査定を依頼する。
高く売る際に一括査定サイトなどを使った一堂に会しての合同査定を検討する方も多いと思います。もちろんメリットも多く存在しますが、買取金額が高くなるとは決して言えないのが現状です。
一括査定のメリット
・時間短縮
→時間をかけずに、複数の業者から見積もりをとることができる
・高額査定の可能性
→複数の業者が競合するため、高い査定金額になることも
・自宅で査定可能
→出張査定が前提となりますので、自宅を指定することができます
一括査定のデメリット
・複数の業者から連絡がくる
→同時に複数の業者から電話がかかってくるため煩わしい。どこと喋ったか分からなくなるなんて声も
・業者が多くなるほど提示金額が低くなる
→5社以上の査定となると、どの業者も「どうせ買えないから低い金額を提示して早く次の現場に行こう」と本気の金額を提示しない可能性が高いです。
・近所で目立つ
→車の回りに業者が一堂に会し物々しい雰囲気に。自宅駐車場で査定をすれば結構目立ちます
・車が傷む可能性
→複数の買取業者が同時に査定を行うと、やりっぱなしにする業者が出てくることも。
ドア開けっ放しや、内装めくったまま等。査定で車が傷ついたら本末転倒ですね
・査定額が低くなる場合がある
→矛盾するかもしれませんが本当の話。他社の提示金額が低いとそこが基準となり、高額が出にくくなります
・業者同士が顔見知りの可能性
→同じエリアで働いていると何度も顔を合わせる、なんて話はよく聞きます。
業者同士で口裏合わせされれば、売り手が不利な状況に陥ることも
更に輸入車の査定は専門的な知識が不可欠です。
一括査定では普段輸入車を見ていない業者が混じり、でたらめな金額を提示されてしまい、後日トラブルに巻き込まれるケースも。
高額査定を希望するのであれば、Googleの口コミ等を見て、しっかりと自分自身で良さげな業者を選び、じっくりと査定してもらいましょう。
輸入車は多少面倒でも複数社(最大3社)に単独で査定依頼をするのがおすすめです。
⑤売却の意思表示を明確に伝える
査定の際に、『いつ、どのタイミングで売却するか』を伝えるのが非常に重要です。
概算金額を電話やメールにて問い合わせることは、事前に相場を掴むためにも重要ですが、『売る気はないけどとりあえず業者に車を見てもらおう』という理由で一括査定サイト等に申し込んでも、売る気が無いことがばれてしまい、安く金額を提示されたり、明確な査定額を教えてくれないことがあります。
せっかく業者を呼んだのに時間が無駄になってしまったり、安い提示額が基準になってしまい、「愛車の金額はこのくらいなのか。」と勘違いして安く手放してしまったりと売却のタイミングが決まっていない査定はデメリットしかありません。
まずは売却の時期を決め、査定時に『直近で売却の意思がある』というアピールをすることで本気の交渉が始まり、高価買取が期待できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。愛車を高く売却する方法は、インターネットで良く見るような、多くの業者に相見積もりを取る方法だけではありません。
まずは普段から丁寧に愛車を扱うことが大事になってきます。年式が経過しても走行距離が増えても、丁寧に扱ってきた愛車は驚きの価格が出ることもあります。
そして何より、業者から本気の価格を提示させるための準備が大事です。買取業者も人間ですので、「この人は本気で売りたいんだな。」「綺麗な車だし何としても欲しい。」と思ったら本気の交渉が始まります。
交渉の場で意気投合し、最後の一押しで希望金額に届く、なんてこともあるかもしれません。
愛車を高く売りたいと思った時は、上記のポイントを押さえ、複数社(最大3社)に単独で査定依頼をしてみましょう。
輸入車の買取はスマートオートへ!
スマートオートはお客さまとのご縁をとても大切にしています。
クルマの売買そのものはたった一度の商取引ですがご縁は一生続くものと考えています。
お客さまの利益をまずは第一に考え商いをする。これが私たちの企業ポリシーです。
買取金額は私たちがご提示できる限度額いっぱいの金額を最初からご提示します。
駆け引きは一切しません。最初も最後も同じ金額。お客さまにとってベストなワンプライス提示です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事の著者
潮田 颯人
元々根っからの車好きで現在はインテグラタイプR(DC2)に乗っております。
色々なお車を拝見出来る買取業務はまさしく天職だと感じております。
また、AIS中古車検査資格を有しておりますので、正確な査定を元にお客様のご納得のいく金額のご提示が可能です。
駆け引きをせずクリーンな取引を目指しているスマートオートの理念を体現出来るように日々努めております。