近々車を売ろうか悩んでいる方に役立つ情報をご紹介します。

あなたが今お乗りになっている愛車は何年式か覚えていますか？ご存じの通り車の価格は古くなるにつれ徐々に下がっていくものですが、年式が切り替わるこの時期は大幅に価格が下がる傾向にあります。

なぜ年式が落ちると価格が下がるの？

一般的に車の価格は新車登録時がピークで、そこから年式が経過すれば下落していくのが一般的です。

年式による価格の下落率は車種にもよりますが概ね決まっています。
新車登録から1年経過すると新車価格から約30％、3年経過で約45％、5年経過で約60％も下落すると言われております。

例えば、500万円の車であれば1年で350万円、3年で275万円、5年で200万円になる計算です。少しでも高く売るならできる限り早く売却した方がいい金額が付くということになります。

なぜこのような値下がりが起きるかというと、皆様が中古車を探すとき、カーセンサーやグーネットを使う方がほとんどかと思います。その際、車種、グレード、走行距離、希望の価格帯と一緒に、「年式」で検索しますよね。
初度登録から1年未満、3年、5年、10年と区切って選ばれる方が多いと言われております。つまり検索の段階で、年式で弾かれているクルマは購入検討者に見られなくなり、引き合いが少ない分価格も下がってしまうという構図です。

他にも、単純に古くなるほど故障リスクや整備にお金がかかる可能性が高くなるほか、貿易の輸出5年ルールなど様々な要因により、クルマの年式は価格に直結すると言えます。

年式が落ちる仕組みと相場が下がるタイミング

「年式」を区切る(1年落ちる)タイミングは、12月→1月です。

例)

①初度登録が令和5年1月
②初度登録が令和4年12月

上記の例で説明すると、①と②を比べると登録が1カ月しか変わりませんが、令和6年10月現在、①は年式が1年落ち、②は2年落ちとなります。
1年落ちと2年落ちでは当然中古車の値段は大きく変わります。走行距離で言うと1万kmくらいの違いです。「たった1カ月しか登録が変わらないのに」です。

買取の現場でも年式が下がることを考慮しますが、例年10月の下旬から、業者間の売買相場が下がります。
なぜこの時期から下がるのか。買取してからの中古車販売店の業務フローをご覧ください。

買取ご契約

↓

クルマお引渡し

↓

自社への名義変更

↓

整備やクリーニング

↓

商品車としてカーセンサー等に掲載

↓

商談

↓

ご成約

↓

納車

買取してから次のオーナー様への納車まで約1～2カ月かかります。

つまり10月下旬以降に買取したクルマの半数は、在庫車として年を跨ぐことになりますので、逆算してこの時期から年式が落ちることを考慮した相場となります。

まとめ

時間が経てば価値が下がるのは、クルマを所有する以上避けられないことです。

買取担当者として私が言いたいのは、売ることが決まっているのであれば遅くとも10月末までに売るのががおすすめです！

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弊社グループでカーディテイリングを手掛けているスマート・カーサービスの二本柱のうちの一つである、セラミックコーティング。
より良いものをお客様へお届けすべく、新規に施工ブースを竣工しました。
プロテクションフィルム施工ブースとは対照的に、ブラックを基調とした壁面は施工時に発生するムラや小傷を発見しやすくする効果があります。

取扱コーティングその1:Ceramic Pro

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