メルセデスベンツ GLC 買取相場|年式・走行距離・リセールから高く売るポイントを解説

メルセデスベンツ GLC の買取価格は、世代(X253/X254)・ディーゼル/ガソリン・AMGラインの有無で評価が大きく変わります。
特にGLC220d・AMGライン・X254(2023年以降)は、条件次第で相場上限を狙いやすいモデルです。
メルセデスベンツGLCは、扱いやすいボディサイズと高い実用性を兼ね備えたミドルサイズSUVとして、 新車・中古市場ともに安定した人気を持つモデルです。 ファミリー用途から日常使いまで幅広く対応できることから、 中古車市場でも需要が途切れにくく、条件次第では買取相場が安定しやすい傾向があります。
GLCは実用性を重視するユーザーが多いため、 ディーゼル・ガソリンの違いやAMGラインといった仕様の違い、 さらに車両コンディションが査定額に与える影響は決して小さくありません。
この記事では、メルセデスベンツGLCの最新買取相場をもとに、 年式別・走行距離別・グレード別の買取傾向や、 高価買取が狙いやすい条件、売却時に押さえておきたいポイントを分かりやすく解説します。
メルセデスベンツ GLCの買取相場目安
93〜752万円
※直近相場/修復歴車を除く/走行距離・状態・装備内容により変動します。
2025年式 買取相場: 595〜752万円
- 登録から間もない低走行車は新車代替需要が強く、高額査定が出やすい。
- AMGライン・4MATIC・ディーゼル(220d)など仕様差が価格に大きく影響。
2024年式 買取相場: 486〜750万円
- 1〜2万km以内であればリセールが安定しやすい年式帯。
- 内外装のコンディション差が実車査定で金額差になりやすい。
2023年式 買取相場: 443〜711万円
- フルモデルチェンジ(X254)初年度のため、新型デザインと最新MBUX世代が評価されやすい。
- GLC220d/GLC300の仕様差やAMGライン有無で査定額に明確な差が出やすい。
2022年式 買取相場: 303〜502万円
- 旧型X253の最終モデル年にあたり、新型(X254)との比較で価格調整が入りやすい。
- AMGライン・4MATIC・GLC220dなど仕様が揃う個体は最終型として評価されやすい。
2021年式 買取相場: 290〜494万円
- X253後期モデルにあたり、装備構成が安定し中古市場で扱いやすい年式。
- GLC220d×AMGライン×4MATICの組み合わせは再販時の評価が高い。
2020年式 買取相場: 187〜498万円
- 走行3〜5万kmで足回りブッシュ・アーム類の消耗が査定差になる。
- ディーラー整備か否かで再販ルートが変わり、価格差が出やすい。
2019年式 買取相場: 114〜449万円
- 前期、後期が入り混じる年のため、後期との装備差を考慮した評価になりやすい。
- COMANDナビ世代はインフォテインメントの動作確認が必須。
2018年式 買取相場: 90〜327万円
- X253前期の後半年式で、初期不具合は落ち着いているが後期モデルとの装備差が価格に反映されやすい。
- COMANDナビ世代のため、操作性・表示速度が査定時に確認される。
2017年式 買取相場: 98〜264万円
- X253前期モデルのため、後期・新型との比較で相場調整が入りやすい。
- GLC220d初期ロットはDPF・AdBlue関連の履歴が査定に影響。
2016年式 買取相場: 93〜263万円
- X253初期ロットにあたり、足回り・ブッシュ類の劣化が査定差になりやすい。
- 電装系(センサー・電動装備)の作動状況が減額要因になりやすい。
※ 買取相場は年式・グレード・走行距離・車両状態・オプション装備・市場動向などにより大きく変動します。
※ 実際の査定額は個別の車両状態を確認したうえでご提示いたします。
現在のGLCは、条件が良ければ新車価格からの値落ちが緩やかで、高価買取が期待できるSUVのひとつです。
まずは買取相場の目安を提示し、その後にモデル解説や詳細情報をまとめています。気になる項目からご覧ください。
〜1万km 295〜752万円
- X254(2023年以降)の低走行車は新車代替・即納需要が強く、相場上限での査定が出やすい。
- メーカー保証残・初回点検済みの個体は「実質新車扱い」として評価されやすい。
1〜2万km 206〜677万円
- X254・X253最終型ともに評価が安定し、距離による減額が入りにくいゾーン。
- AMGライン有無・内装の使用感が同距離帯での価格差を生みやすい。
2〜3万km 180〜659万円
- X253後期(2019〜2023)では世代差が意識され、装備構成でも評価が分かれる。
- GLC220dのAdBlue管理・点検履歴が価格維持の重要ポイント。
3〜4万km 128〜589万円
- 実用距離帯に入り、ブレーキ・足回り消耗が査定で具体的に見られる。
- X253前期モデルは後期・新型との比較で査定額が低くなる傾向にある。
4〜5万km 150〜465万円
- ディーゼル(GLC220d)はこの距離帯でも需要があり、ガソリン車との差が出やすい。
- 4MATIC下回りの状態(ブーツ・サビ)が評価を左右する。
5〜6万km 138〜548万円
- 距離よりもディーラー整備継続の有無が再販可否を分けるゾーン。
- DPF・AdBlue警告履歴がある車両は減額対象になりやすい。
6〜7万km 120〜499万円
- X253前期が中心となり、年式以上に管理状態が重視される。
- エンジン振動・ミッションフィーリングは実車査定で必ず確認される。
7万km以上 90〜541万円
- 走行距離よりも修復歴・整備履歴の透明性が評価の中心となる。
- 正規ディーラー整備記録が揃う個体は過走行でも安定した査定になりやすい。
※買取相場は年式・グレード・走行距離・車両状態・オプション装備・市場動向などにより大きく変動します。 ※ 実際の査定額は個別の車両状態を確認したうえでご提示いたします。
GLC250 4マチック スポーツ 98〜320万円
- ガソリン×4MATICの中核グレードで、装備内容とコンディション次第では相場上限を狙いやすい。
- AMGライン相当のスポーティな外観が再販時の評価につながりやすい。
GLC300 4マチック AMGライン 249〜482万円
- ガソリン上位モデルで、動力性能を重視する層から一定の需要がある。
- AMGライン装着車は装備差が明確で、同年式でも査定差が出やすい。
GLC220d 4マチック(初代モデル) 102〜385万円
- 初代X253の主力ディーゼルとして、中古市場での実用需要が根強い。
- AdBlue・DPF管理履歴や下回り状態が査定額を左右しやすい。
GLC220d 4マチック AMGライン(初代モデル) 206〜480万円
- X253世代で最も評価されやすい仕様のひとつで、再販性が高い。
- 外装状態・内装の使用感・サンルーフの有無が価格差につながりやすい。
GLC220d 4マチック AMGライン(2代目モデル) 541〜710万円
- X254(2代目)世代の主力グレードで、中古市場の需要が集中しやすい。
- AMGライン+4MATICの組み合わせは再販時の訴求力が高く、高額査定になりやすい。
GLC220d 4マチック コア 585〜752万円
- お得なエントリーグレードとして初期費用を抑えたい層に人気があり、再販時の訴求ポイントになりやすい。
- 基本装備は充実しているものの、他グレードとの差が査定額に反映されるケースがある。
※買取相場は年式・グレード・走行距離・車両状態・オプション装備・市場動向などにより大きく変動します。
※ 実際の査定額は個別の車両状態を確認したうえでご提示いたします。
メルセデスベンツ GLC とは?モデル概要と人気の背景
メルセデスベンツ GLC は、Cクラスをベースに開発されたミドルサイズSUVとして2016年に登場しました。
従来のGLKクラスの後継モデルにあたり、乗用車感覚の走行性能とSUVとしての実用性を高次元で両立している点が大きな特徴です。
初代GLC(X253)は、上質な内装や安定感のある4MATIC(四輪駆動)、ディーゼルモデルの高い完成度が評価され、 都市部から郊外・アウトドアまで幅広いユーザー層に支持されてきました。 特にGLC220dは「扱いやすいサイズ感」と「燃費性能」「中古市場での再販性」のバランスが良く、 長年にわたり高い需要を維持しています。
2023年にはフルモデルチェンジが行われ、2代目GLC(X254)へと進化。
内外装デザインの刷新に加え、最新のMBUXや安全支援システムを搭載し、プレミアムSUVとしての商品力をさらに高めました。
一方で初代モデルも完成度の高さから中古市場での評価が安定しており、
世代ごとの特性を理解して売却タイミングを見極めることが、高価買取につながるポイントとなります。
GLCの基本的な特徴と中古市場での評価
GLCの世代別特徴(X253とX254の違い)
GLCは2016年登場の初代「X253」と、2023年にフルモデルチェンジした2代目「X254」に分かれます。 初代、(X253)は完成度の高いディーゼルや4MATICの安定感が評価され、実用性重視のユーザーに長く支持されてきました。 一方の2代目(X254)は内外装デザインとインフォテインメントが進化し、商品力が一段上がっています。 そのため中古市場では「世代(X253かX254か)」が査定額を左右する重要な軸になります。
GLCがファミリー層に選ばれ続ける理由
GLCがファミリー層から支持される背景には、取り回しやすいボディサイズと室内空間のバランスがあります。 後席や荷室に余裕があり、日常の送迎から週末のレジャーまで使い勝手が良いことに加え、 4MATIC(四輪駆動)や安全支援システムの安心感も中古需要を支える要因です。
GLCとGLCクーペの違い(買取相場への影響)
GLCには標準ボディに加えてGLCクーペが設定されていますが、買取相場の考え方は同一ではありません。 GLCは実用性重視の需要層が厚く、流通量と需要のバランスが取りやすい一方、 GLCクーペはデザイン志向が強く、グレードや装備で評価が分かれやすい傾向があります。 そのため、GLCとGLCクーペは分けて相場観を整理した方が売却判断がしやすくなります。
中古市場で評価されやすいGLCの特徴
中古市場で評価されやすいのは、GLC220dや4MATICなど需要が読みやすい仕様です。 またAMGラインなどの人気装備、定番カラー、ディーラー整備記録が揃っている車両は、 年式や走行距離以上に「安心して再販できる個体」として評価されやすくなります。
なぜGLCは買取相場が安定しているのか(3つの理由)
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① 中古市場での需要層が幅広い
実用性を重視するファミリー層から個人ユーザーまで用途が広く、特定の層に需要が偏りにくい。 そのため中古市場の需要が継続しやすい点が相場の安定につながります。 -
② 評価されやすい仕様が明確
GLC220dや4MATIC、AMGラインなど「選ばれやすい仕様」がはっきりしており、 価格形成の軸がブレにくいモデルです。 -
③ 世代ごとの商品力が維持されている
X253は完成度、X254は最新装備というように各世代で明確な価値があり、 世代交代があっても旧型の評価が急落しにくい傾向があります。
この条件に当てはまる方は高価買取が狙えます
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GLC220dなど需要の高い仕様に該当する
実用性と再販性のバランスが良く、相場上限を狙えるケースがあります。 -
AMGラインなど人気装備が揃っている
同年式・同走行距離でも査定差が出やすく、販売時の訴求力が評価に直結します。 -
ディーラー整備記録が残っている
点検・整備履歴が明確な個体は安心材料として評価され、価格が伸びやすくなります。 -
内外装のコンディションが良好
ホイール傷、外装小傷、シートの使用感などは実車査定で必ず見られるため、 丁寧に乗られた個体ほど相場より高く評価されやすくなります。
これらに当てはまる場合、相場を把握するだけでも査定額が変わるケースがあります。 無理な営業は行っていませんので、まずは現在の評価額を確認してみてください。
年式別に見るメルセデスベンツ GLC の買取傾向
初度登録から3年以内で、GLC220dや4MATICなど需要の高い仕様かつ、 ディーラー整備記録が残っているGLCに該当する方は、高価買取が狙えます。
メルセデスベンツGLCは、年式によって世代や装備内容が明確に分かれるモデルのため、 年式が新しいほど安全装備やインフォテインメントが最新世代となり、中古市場での需要も高く、買取相場は高水準になりやすい傾向があります。
特に2023年以降のフルモデルチェンジ後(X254)のGLCは、条件次第では相場上限に近い評価が付くケースも見られます。一方で初代GLC(X253)についても完成度の高さから中古需要が根強く、年式が進んでも、走行距離や内外装の状態、整備履歴が良好な車両は 評価が大きく落ちにくいのが特徴です。GLCの買取では、単純な年式の新旧だけでなく、「世代・年式・車両コンディションのバランス」が重要な判断材料となります。
※ 買取相場は年式・走行距離・車両状態・装備内容・市場動向などにより日々変動します。
走行距離別に見るメルセデスベンツ GLC の買取傾向
走行距離が少なく、ディーラー整備記録が継続して残っているGLCに該当する方は、年式に関わらず高価買取が狙いやすくなります。
特に1〜3万km台で、需要の高い仕様を備えた車両は、相場上限に近い評価を受けるケースも見られます。
メルセデスベンツGLCは、実用性を重視して選ばれることが多いSUVのため、走行距離そのものよりも「どのように使われ、どのように整備されてきたか」が買取価格に大きく影響します。同じ走行距離であっても、定期点検が継続されている車両と、整備履歴が不明確な車両とでは、査定額に差が出やすいのが特徴です。
またGLCは世代によって距離に対する評価の考え方が異なります。2代目GLC(X254)は低走行車の需要が特に強い一方、初代GLC(X253)はディーゼルモデルを中心に、走行距離が伸びても需要が維持されやすい傾向があります。そのためGLCの買取では、「世代・走行距離・整備状況のバランス」を踏まえた総合的な判断が重要になります。
グレード別に見るメルセデスベンツ GLC の買取傾向
メルセデスベンツ GLC の査定は「GLCなら何でも同じ」ではなく、今回取り上げているグレードだけを見ても ①世代(初代X253/2代目X254) ②パワートレイン(ガソリン/ディーゼル) ③AMGラインの有無で評価の軸がはっきり分かれます。 この3点を押さえるだけで、同じ年式・同じ走行距離でも買取相場のレンジが大きく変わる理由が説明できます。
まず初代モデル(X253)では、ガソリンのGLC250 4マチック スポーツとGLC300 4マチック AMGラインが高く、そして実用需要が強いGLC220d 4マチック/GLC220d 4マチック AMGラインが「相場が読みやすい主力」として評価され、安定したリセールを保っている構図になります。特にAMGラインは見た目の印象が再販に直結しやすく、同じ220dでもAMGライン有無で査定差が出やすいのがGLCの特徴です。
一方で2代目モデル(X254)は「新型であること」自体が強い評価軸になり、今回の相場表ではGLC220d 4マチック AMGライン(2代目)とGLC220d 4マチック コアが高いレンジを形成しています。
ただしコアはお得なエントリーグレードに位置づけられるため、査定では「新型・ディーゼル・4MATIC」という前提条件をベースに、内外装コンディションおよび装備内容(AMGライン仕様との差)を踏まえて査定額の提示が行われるケースが多いのが実情です。
査定額が高くなりやすい人気カラーランキング
メルセデスベンツGLCの買取査定では、ボディカラーは査定金額に直結する重要な評価要素です。GLCは法人利用・ファミリー用途の両方で選ばれるモデルのため、「誰にでも売りやすい色かどうか」が査定額に反映されやすい特徴があります。ここでは、GLCで実際に評価差が出やすい人気カラーを解説します。
1位:ダイヤモンドホワイト|GLCで最も相場が安定するカラー
ダイヤモンドホワイト有償カラーですが、GLCの中でも流通量・需要ともに最も多く、高価買取が狙えるカラーとして扱われることが多いです。
法人需要・ファミリー需要のどちらにも対応できるため再販先が広く、年式や走行距離条件が良い車両は相場上限での査定につながりやすい傾向があります。
2位:オブシディアンブラック|高級感は強いが状態で評価が分かれる
オブシディアンブラックはGLCのボディデザインと相性が良く、高級感を重視するユーザーから安定した支持があります。一方で濃色系のため、洗車キズや外装の線キズが査定で確認されやすいのが特徴です。外装状態が良好な個体であれば高評価が期待できますが、コンディションによって査定額に差が出やすいカラーです。
3位:グラファイトグレー/セレナイトグレー|GLCらしい安定需要カラー
グレー系カラーはGLCの落ち着いたSUVイメージと相性が良く、派手さはないものの中古市場で敬遠されにくいのが特徴です。特にAMGライン装着車ではボディラインが引き締まって見えるため、年式・走行距離とのバランスが良い車両は安定した査定になりやすい傾向があります。
4位:ハイテックシルバー|実用性重視だがリセールは控えめ
ハイテックシルバーは汚れや小キズが目立ちにくく、実用面では扱いやすいカラーですが、GLCでは他の定番色と比べると少し売りにくい傾向があります。そのためリセールバリューは高いとは言えませんが、低走行・内外装コンディション良好な車両であれば、大きなマイナス評価になるケースは少なく、相場水準での査定が期待できます。
査定額に影響する人気オプションランキング
メルセデスベンツGLCの買取査定では、オプション装備の有無が
年式や走行距離と同じくらい重要な判断材料になるケースがあります。
特にGLCはグレード構成が明確なため、
「どのオプションが付いているか」によって再販時の訴求力が大きく変わり、
結果として買取価格に差が出やすいモデルです。
ここでは、査定現場で評価されやすい人気オプションをランキング形式で解説します。
1位:AMGラインパッケージ|GLCで最も査定差が出やすい装備
AMGラインはGLCの査定において、最も分かりやすく評価差が出やすいオプションです。 スポーティなエクステリアと内装の質感向上により再販時の訴求力が高く、 同年式・同走行距離でもAMGライン有無で査定額に差が付くケースが多く見られます。
2位:パノラミックスライディングルーフ|評価は安定だが希少性は高くない
パノラミックスライディングルーフは開放感があり人気の装備ですが、 GLCでは装着率が比較的高く、希少性による大幅なプラス評価にはなりにくいのが実情です。 ただし、再販時の印象を良くする効果はあり、 装着されていることで「売りやすい個体」として査定金額が高くなる傾向にあります。
3位:レザーエクスクルーシブパッケージ|内装評価を左右する重要装備
レザーエクスクルーシブパッケージは、シートや内装の質感を高める装備で、 GLCでは内装コンディションとセットで評価されやすいオプションです。 シートのスレや使用感が少ない個体であれば、 同条件の車両と比べて査定額が上乗せされるケースがあります。
GLCでは、カラーやオプション単体よりも、 「グレード・年式・コンディションとの組み合わせ」で評価が決まるケースが多いのが特徴です。
査定前にできる準備(セルフメンテナンス)
- 洗車・内装清掃をして第一印象を良くする。
- オイル・フィルター交換履歴を用意する。
- タイヤ空気圧の調整と溝確認。
- 簡易的なライト・ウインカー点灯確認。
- 各種取扱説明書・整備手帳を整理して提示。
査定士がチェックするポイント(プロ査定士の視点)
- 外装のキズ・ヘコミの有無と補修履歴。
- 下回りのサビ・損傷チェック。
- 電装系(パワーウインドウ・ライト・センサー類)の正常動作。
- タイヤの残溝と偏摩耗の有無。
- MBUX インフォテインメントの動作、カメラ・レーダーセンサーの機能。
メルセデスベンツ GLC を高く売るためのコツ
メルセデスベンツ GLC を高く売るためには、単に「早く売る」「距離が少ないうちに売る」だけでは不十分です。
GLCは世代・仕様・装備内容によって評価軸がはっきりしているモデルのため、
査定で見られるポイントを事前に押さえておくことが買取価格に直結します。
ここでは、実際の査定現場で効果が出やすいポイントを整理します。
① 世代(X253/X254)を意識した売却タイミングを見極める
GLCは2023年にフルモデルチェンジが行われており、 2代目(X254)と初代(X253)では市場での評価のされ方が異なります。 新型(X254)は低走行・保証残があるうちに売却することで高値が付きやすく、 初代(X253)は走行距離が伸びても状態が良ければ評価が大きく落ちにくい傾向があります。 ご自身のGLCがどの世代に該当するかを把握した上で売却時期を考えることが重要です。
② 需要の高い仕様・装備を正しく伝える
GLCでは、GLC220dやAMGラインといった 中古市場で評価されやすい仕様がはっきりしています。 査定時にはこれらの装備が正しく把握されていないと、 本来評価されるべきポイントが反映されないケースもあります。 事前にグレードや装備内容を整理し、査定時にしっかり伝えることが大切です。
③ 整備履歴・ディーラー記録を揃えておく
GLCは実用車として長く使われるケースが多いため、 整備履歴の有無が再販時の安心材料として重視されます。 ディーラー整備記録や点検履歴が揃っている車両は、 年式や走行距離以上に評価されやすく、相場上限に近い査定につながることがあります。 売却前に整備記録を一度確認しておくことをおすすめします。
④ 内外装コンディションは「直すより整える」
ホイールの小キズや内装の汚れなどが気になる場合でも、 必ずしも修理や板金を行う必要はありません。 GLCの査定では、修復歴を伴わない現状評価が重視されるため、 洗車や室内清掃などで印象を整えるだけでも十分効果があります。 無理な修理をせず、状態を正しく見てもらうことが高価買取につながります。
⑤ 輸入車を正しく評価できる買取店を選ぶ
GLCは世代や仕様による評価差が大きいため、 輸入車やメルセデスベンツの買取実績が豊富な専門店で査定を受けることが重要です。 複数の販路や再販ルートを持つ店舗であれば、 グレードや装備の価値を踏まえた適正な査定が期待できます。
メルセデスベンツ GLC に関するよくある質問(FAQ)
Q1. メルセデスベンツ GLC の維持費は高いですか?
輸入車のため国産SUVと比べると維持費はやや高めですが、 GLCは比較的トラブルが少なく、定期点検や消耗品交換を適切に行っていれば 突発的な高額修理が発生しにくいモデルです。 特にディーゼルモデル(GLC220d)は燃費性能が良く、 実用面では維持しやすいという評価もあります。
Q2. GLC220dとガソリンモデルでは、どちらが買取価格が高くなりやすいですか?
中古市場では、実用性と燃費性能が評価されやすい GLC220d(ディーゼル)の方が、 ガソリンモデルより相場が安定しやすい傾向があります。 ただし年式や走行距離、装備内容によってはガソリンモデルが高評価になるケースもあり、 一概にどちらが有利とは言い切れません。
Q3. 走行距離が多いGLCでも高く売れますか?
走行距離が多くても、ディーラー整備記録が揃っており、 内外装や機関系の状態が良好なGLCであれば、 大きく評価が下がらないケースは少なくありません。 特に初代GLC(X253)のディーゼルモデルは、 走行距離よりも管理状態が重視される傾向があります。
Q4. AMGラインは必ず付いていた方が良いですか?
AMGラインは再販時の訴求力が高く、 同条件の車両と比べて査定額が上乗せされやすい装備です。 ただしAMGラインが付いていなくても、 年式・走行距離・コンディションが良好な車両であれば 相場水準での査定が期待できます。
Q5. GLCを売るベストなタイミングはいつですか?
一般的には、決算期にあたる3〜4月や需要が動きやすい秋口は 査定額が伸びやすい傾向があります。 ただしGLCの場合は、世代(X253/X254)や走行距離の節目を迎える前に売却することで、 相場が下がる前に高値で売れるケースもあります。
まとめ:メルセデスベンツ GLC を高く売るために押さえるポイント
メルセデスベンツ GLC の買取価格は、単純な年式や走行距離だけで決まるものではありません。 世代(X253/X254)の違い、グレードや仕様(GLC220d・4MATIC・AMGラインなど)、 走行距離に対する管理状態、人気カラーやオプションの有無といった 複数の要素が組み合わさって査定額が決まるのがGLCの特徴です。
特にGLCは実用性を重視するユーザーからの需要が安定しているため、 ディーラー整備記録が残っており、内外装コンディションが良好な車両は 年式や走行距離以上の評価を受けるケースも少なくありません。 一方で、これらのポイントが正しく評価されないまま査定を受けてしまうと、 本来の価値より低い金額になってしまう可能性もあります。
GLCを少しでも高く、納得して売却するためには、 輸入車やメルセデスベンツの査定に精通した買取店を選ぶことが重要です。 スマートオートでは、GLCの世代差やグレード特性、再販市場の動向を踏まえたうえで、 一台一台の状態を丁寧に確認し、適正な買取価格をご提示しています。
現在お乗りのメルセデスベンツ GLC の売却をご検討中の方は、 まずはお気軽にスマートオートまでご相談ください。 相場のご案内から具体的な査定まで、輸入車専門店ならではの視点でサポートいたします。
※ 今のGLCが「売り時かどうか」は、実際の相場を一度確認するだけでも判断できます。
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※今すぐ査定をご希望の方は、画面下の「30秒でカンタン入力」ボタンからお申し込みください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事の著者

大場 貴弘
現在までに国産・輸入車を8台所有しており自他ともに認める車好きです!
整備士としてお客様と関わる中で営業職に魅力を感じ一念発起。営業として個々に合ったカーライフをご提供出来る事に日々幸せを感じております。
これまでの経験を最大限に生かし、販売/買取を通じて素敵なカーライフと笑顔を届けていきます!