ポルシェ・718ケイマンの買取価格・査定相場 | 輸入車・外車を高く売るならスマートオート
☆ポルシェ・718ケイマンの買取参考相場
ポルシェ・718ケイマンの買取参考相場
¥3,300,000~¥28,000,000
718ケイマン
718ケイマンS
718ケイマンGTS
330万円~960万円
440.5万円~950万円
605万円~1100万円
718ケイマンGTS4.0
718ケイマンGT4
718ケイマンGTS4.0
1035万円~1400万円
850万円~1805万円
2600万円~2800万円
※買取参考相場は弊社独自の統計による算出の為、実際の買取価格を保証するものではありません。
※2016年式~2024年式(12月現在)での弊社参考相場モデル一例です。グレード・走行距離・状態により異なります。
★ ポルシェ・718ケイマンのリセール
リセールバリュー参考値
・初度登録から1年 95%~103%
・初度登録から3年 83%~92%
・初度登録から5年 57%~97%
・初度登録から7年 52%~82%
上記のように5年を経過したころから急激にリセールバリューが悪くなるのがお分かりになると思います。
また、年式と走行距離の問題で買取価格が大幅に下落する車でもあるため、高額査定を狙うのであればこれらにも気を付けなければなりません。
また初度登録から1年以内ですとプレミアム価格が付いています。
少しでも高額買取を狙うのであれば、グレードやオプションも大きな関係をするものの、年式や走行距離を意識しておくといいでしょう。
※リセール数値は弊社独自の統計による算出です。(718ケイマンベースグレード、事故歴なしでの算出)
★718ケイマンの中古車販売相場
ポルシェ・718ケイマン中古車販売価格 ¥4,870,000円~¥34,000,000円
※2016年式~2024年式(12月現在)のポルシェ・718ケイマンの全モデルが対象です。
★ ポルシェ・718ケイマンの高価買取のポイント
1、内外装の状態
お車を使用する上で気をつけて頂きたいのが、キズ・凹みとなります。小さなキズであればコンパウンドなどで消せますが、大きなキズは予想以上に大きな減額となる可能性がございます。
それなら「直せばカンペキ!」と思いますが、修理の範囲によっては「修復歴」となってしまう場合も・・・
売却時にそうならい為にも、慎重なお車の取り扱いを心掛けたいですね。
2、年式・走行距離
輸入車の場合、国産車に比べ、年式・走行距離の影響を受けやすい傾向にあります。
リセールも、国産車に比べ下落幅とスピードが速いのが特徴です。
グレード、オプション装備も重要ですが、年式・走行距離を意識することも高価買取の大きなポイントです。
使い方にもよりますが年1万キロ未満での使用がマストと言えるでしょう!
3、整備記録簿(メンテナンス履歴)
高額な車両ほど大切なのが、メンテナンスをしっかり受けているかと言うことです。
定期メンテナンスを欠かさず受ける事で売却時に評価できるポイントとなります。
さらに正規ディーラーでのメンテナンスであれば文句の付けようがないと言えるでしょう。
また整備記録簿に付帯しているメーカー保証書こそ最も重要と言えます。
正規ディーラーで販売されている事の証明であり、素性がはっきりしているので安心して買取してもらえます。
輸入車の場合「並行輸入車」も存在します。買取時に金額が大きく異なりますので注意が必要です。
4、グレード
グレードとリセールが関係していることは先述した通りですが、では何を判断材料とすればいいのか・・・
一般的にはグレードが高いほどリセールが良い傾向にあります。
見た目の違い・安全装備の充実・快適な装備など上位グレードに人気が集まるのが一般的です。
ではグレードが低いとリセールは悪いのか・・・。100%そうとは言い切れません。
上記1,2のほか人気のオプション装備を付けるなど中古車としての価値を高めることができます。
5、オプション装備
718ケイマンのオプション装備は走行性能や見た目に直結するオプションが人気です。
718ケイマンはグレードにもよりますが、素の状態ですとほとんど装備が装着されていません。
オプションを装着することで買取金額に大きな差が生まれます。人気オプションを覚えておくことでより良いリセールを期待できます。
☆人気オプション例
・有償色(ジェットブラック/クレヨン/カララホワイト)
・スポーツクロノPKG
・スポーツエグゾーストシステム
・LEDヘッドライト(PDLS+)
・レザーインテリア
・BOSEサラウンドサウンドシステム
※上記オプション装備などの装着により、リセールが良くなる傾向にあります。
またオプションではないですが、718ケイマンはスポーツタイプの車両ですのでPDKよりもMTが好まれる傾向にあります。車両によりますが、MTの方がPDKよりも100万円高いなんてことも。
MTが乗れる方ならMTを選択するのもありだと思います。
このようにいくつかの条件が満たされることにより高価買取される可能性が非常に高くなります。
車種・グレードなどにより条件が異なりますが、上記のような事を参考にして頂き、高価買取を目指しましょう!
★ポルシェ・718ケイマン人気のグレード
718ケイマンには様々なグレードが用意されており、どのグレードも高い人気を誇っています。
最も新車価格が高いのは「718ケイマンGT4 RS」となっております。
プレミアム価格が付いており、リセールはとても良いですが購入できるユーザーが限られているので恩恵を受けることができるユーザーは限られてしまいます。
「718ケイマンGT4 RS」を除くとリセールが最も良いのは「718ケイマンGTS4.0」となります。
718ケイマンは通常ほとんどのグレードで水平対向4気筒ターボエンジンですが、この「718ケイマンGTS4.0」はポルシェと言ったらの水平対向6気筒NAエンジンを搭載しており、ポルシェファンからも高い人気を誇っております。
「718ケイマンGTS4.0」の次にリセールが良いのが「718ケイマン」です。
エントリーモデルですので、新車価格も「718ケイマンGTS4.0」と比べると約半分も安くなっており、リーズナブルである為、購入層も広く人気が高いです。
しかし、エントリーモデル故、標準装備が少ないのでオプション装着は必須です。
中古車で探す場合もある程度オプションが付いている車を購入した方がリセールバリューは良いでしょう。
718ケイマンはどのグレードも高額な買取金額が期待できますが、上記の2つのグレードは特に高額査定を期待できます。
しかし、718ケイマンは年式と走行距離の問題で買取価格が大幅に下落する車でもあるため、高額査定を狙うのであればグレードだけではなく、年式と走行距離を意識しておくといいでしょう。
★ポルシェ・718ケイマン売却の際の注意点
718ケイマンは国産車や一般的な輸入車と違い、傷と走行距離での減点がとても高い車です。
また、スポーツカーであるがゆえに過去の使用状態(サーキット走行や高速域での全開走行など)も金額に大きく影響してきます。
やはり過酷な使い方をしたお車はボディの状態だけではなく、足回りやエンジンなどにも悪い影響が出やすいので、街乗りメインで使用していた車両より評価が低くなる傾向にあります。
スポーツカーなので運転してるとついついスピードを出しすぎてしまうこともあるかもしれませんが、ゆったりと運転することも車を味わう方法の1つだと思います。
また、通常のお車より車高が低いこともあり、気を付けていても飛び石等、走行上の傷は付きやすいです。
高額査定を期待するのであれば、ボディコーティングやプロテクションフィルムなどの施工は必須と言えるでしょう。
★718ケイマンの現行ラインナップ
718ケイマン
曖昧さを排除し、明確な考えに従う。静閑さとは無縁の鮮烈な存在感を放つ。低くてワイド、かつ洗練されたスタイルの718ケイマンのエントリーモデル。
価格は948万円から。
718ケイマンスタイルエディション
718ケイマンスタイルエディションエクステリアとインテリアにハイコントラストなデザイン的特徴を施し、都会の生活に彩りを添えます。
価格は990万円から
718ケイマンS
エントリーモデルよりも装備が追加&エンジンがパワーアップした上位モデル。より洗練された走りがあなたをポルシェの世界へと導きます。
価格は1077万円から
718ケイマンGTS4.0
さまざまな感覚を交錯させ、本能に訴えかけるスポーツカーである718ケイマンのスポーツ性能に特化したモデル。
価格は1262万円から
★718ケイマンの歴史
718ケイマンの歴史を紹介するのであれば、ケイマンの歴史を辿ることとなります。
今回はケイマン全体の歴史を紹介させていただきます。
ピュアスポーツカー初代ケイマン(タイプ987)の誕生
ケイマンはボクスターのクーペモデルとして2005年に誕生しました。
車体フロント部分は基本的にボクスターと同一でバンパーやヘッドランプなどの外装部品を変更することで差別化を図っている。オープンボディではなくなったことで曲げ剛性はボクスターの2倍に達した。
しかし、ねじれ剛性はポルシェの代名詞である911(タイプ997)を超えないように設計されており、911とボクスターの間という立ち位置でした。
初期はボクスターの上という立ち位置を明確にするため上級グレードの「ケイマンS」のみの設定となっていました。
ベースグレードが発表されたのは2006年9月のパリモーターショーでした。
搭載エンジンは同タイミングでマイナーチェンジを受けた2台目ボクスターと共通の2.7L水平対応6気筒となっております。
2009年にはマイナーチェンジが行われました。
一番の変更点はATが「ティプトロニック」から「PDK」に変更されました。これによりATであってもよりMTに近いフィーリングの走行が可能となり、スポーツ性能が格段に向上しました。
さらにエンジンは2.9Lに排気量がアップされました。
987ケイマンには様々なラインナップが存在し、991GT3をイメージしたケイマンSポルシェデザインエディション1や、軽量ボディに330馬力の3.4Lエンジンを積んだケイマンRなどスポーツ性能に割り振ったモデルがありました。
ケイマンの名前の由来は小柄で優れた運動能力を持つ「カイマンワニ」から来ています。
よりレーシーなフォルムとなった2代目(タイプ981)
2代目であるタイプ981ケイマンは2012年11月に発表されました。
当初の発表モデルは先代と同じく「ケイマンS」と「ケイマン」の2モデルのみでした。
ボディも同じく、ヘッドランプやサイドエアインテークの形状などはボクスターを受け継いでいます。
軽量化とよりロー&ワイドになり走行性能が上昇しています。
しかしデザインの変更により、後部トランクの容量は先代と比べて大幅に減少しました。
981ケイマンの最大の特徴は「ケイマンGTS」と「ケイマンGT4」の存在です。
いずれも、ハイパフォーマンスモデル車両となっており、「ケイマンGTS」は340馬力のエンジンと専用のサスペンションを装備しており、「ケイマンGT4」は911カレラSと同じエンジンを搭載しており、911GT3のノウハウを存分につぎ込んだ車両となっています。
ちなみに、「ケイマンGT4」はMT6速のみのラインナップとなっており、理由はPDKを新規開発する余力がポルシェになかったから、という裏話があります。
4気筒エンジンへと進化した3代目(718ケイマン)
718ケイマンは2015年12月に発表されました。
大きな変更点はやはりエンジンでしょう。
搭載エンジンがポルシェと言ったらの水平対向6気筒エンジンから、ダウンサイジングターボの水平対向4気筒エンジンに変更されました。
往年のポルシェファンからは水平対向6気筒エンジンを惜しむ声が聞かれました。
今でも音やフィーリングを重視する方はタイプ981のケイマンを購入される方も多いと聞きます。
それだけ水平対向6気筒エンジンがファンに愛されていたという証拠ですね。
718ケイマンは4気筒エンジンになってしまいましたが、ケイマンで300馬力、ケイマンSで350馬力と大きくパワーアップしたことに加え、エンジンが軽量化されたことでハンドリング性能が上昇しより運動性能がアップしました。
718ケイマンも豊富なグレードが用意されており、中でも注目なのは2019年に追加された「718ケイマンGT4」でしょう。
なんとこの車両には420馬力の水平対向6気筒エンジンが搭載されており、最高速度はなんと304km/hとなっております。さらにこの上に「718ケイマンGT4」をデチューンした「718ケイマンGT4 RS」が存在しており、最高速度は315km/hで0~100km/h加速は3.4秒という驚異のスペックを誇っております。
ちなみに718ケイマンの718とは1953年~1960年代に活躍した4気筒ミッドシップスポーツカー「550」の後継である「718」に由来するものとなっております。
★ケイマンの次期モデルはEV!?
2005年にデビューしたケイマンは現在までポルシェを代表するスポーツカーとして進化してきましたが、純ガソリンエンジン車としての幕を下ろす可能性があります。
2025年にデビューを予定している718ケイマンのEVモデルは2022年にポルシェがドイツで発表しました。
発表と言っても車両のお披露目ではなく、718シリーズを2025年までにEV化するという目標を掲げる発表でした。
なぜここまで輸入車のEV化が進んできてるかというとEUの政策が大きく影響しております。
EUはガソリンなどで走るエンジン車の新車販売を2035年にすべて禁止し事実上EV及びFCEVのみとする方針を掲げております。
現在販売されているガソリン車やディーゼル車は販売できなくなってしまうため、各メーカーは早い段階でEV化へと歩みを進めているのです。
歴史あるスポーツカーを何とか次世代に残そうと各メーカーが試行錯誤しているのが伺えますね。
しかしEVはインフラ整備がまだまだ整っておらず、普及してないのが現状です。
また、ポルシェはガソリンエンジンの人気が根強いことからも、718ケイマンEVは販売に苦戦するのではないかと予想されています。
2024年12月現在、ネットで次世代型の718ケイマンについて調べるとEV化延期か!?という記事も見かけます。
情報が錯綜していますが、2025年のEV化計画はうまく進んでいないというのが現状なのではないでしょうか。
私個人としても718ケイマンのEV化は非常に楽しみですが、やはり車好きとしては何とか純ガソリンエンジンを維持してほしいと願ってしまいます。
718ケイマンは名前こそ変わりましたが、ケイマンのころから培ってきた「ピュアスポーツ」の精神を受け継ぎ、より洗練されたポルシェを代表する車です。
スポーツカーですのでファンも多く存在する為、中古車市場でも根強い人気があり、リセールも期待できます。
グレードによってはプレミアム価格が付いているものも存在します。
またケイマンは次世代型はEVになるという噂があり、この「718ケイマン」が純ガソリンエンジン最後のモデルとなることが噂されています。
その為、中古車相場もじりじりと上昇いるので、今後大いにリセールは期待できます。
しかし買取金額はボディや内装の状態、走行距離などで大きく変動しますので、コーティングやプロテクションフィルムを施工してお車を保護したり、保管環境に気を配るなどの努力が必要です。
さらに718ケイマンはオプション内容によってリセールに大きな差がありますので、上記で紹介した人気オプションを装着することでお得にお車を乗り換えることが可能となるかもしれません。
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この記事の著者
潮田 颯人
元々根っからの車好きで現在はインテグラタイプR(DC2)に乗っております。
色々なお車を拝見出来る買取業務はまさしく天職だと感じております。
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駆け引きをせずクリーンな取引を目指しているスマートオートの理念を体現出来るように日々努めております。