今この時代に敢えて2ドアクーペに乗る贅沢。ベントレーが送り出す世界的グランドツアラー、コンチネンタルGTを買取させて頂きました。
神奈川県にお住いのZ様より平成25年式ベントレー コンチネンタルGT V8 マリナードライビングスペックを買取させて頂きました。
2013年式のこちらのお車の走行距離は約16000km。初度登録から約11年経過していることを考えるとかなり大切に保管されてきたことが分かります。
屋内ガレージ保管で点検も正規ディーラーで実施され、極上なコンディションを保っておりました。
コンチネンタルGTはイギリスの自動車メーカー ベントレーが作る2ドアクーペのグランドツアラー。初代は2003年に国内で発売され、今回ご紹介するのは2代目となります。エレガントなデザインに、天然木や本革をふんだんに用いた内装は、文字通り本物を知る成功者が選ぶ車。ラグジュアリークーペを代表する名車です。
ホットスパー/ベルーガ(赤・黒)を基調としたスポーティーでありながら上品なインテリア。輸入車好きの方なら一度は聞いたことがある、マリナードライビングスペックを装着されており、下記内容となります。
・フロントシートエンブレム刺繍
・ダイヤモンドキルティングレザー
・ローレット加工スポーツギアレバー
・スポーツフットペダル
・ジュエルフューエルフィラー&オイルフィラーキャップ
・6スポーク21インチホイール(グロスブラック)
・ピアノブラックインテリアトリム
それでは「Mulliner(マリナー)」とはなにか。簡単にご紹介します。
ベントレーには社内ブランドのような位置づけでマリナー部門が存在しますが、マリナー自体の歴史は16世紀まで遡ります。
当初は馬車製造からはじまり、20世紀にはいると自動車架装業者=コーチビルダーに転身。自動車創成期にはヨーロッパ有数のビルダーとして、顧客の要望に合わせてカスタマイズした特注の車を作っておりました。(当時は今のように車を大量生産しておらず、オーダーメイドで1台の車を作りあげるのが普通だったようです)早くからロールスロイスや、英国王室のリムジンまで手掛け、その後ベントレー社内のコーチビルダーとして傘下に入りました。
現代におけるマリナー部門は、その歴史と伝統のクラフツマンシップを継承し、現代のベントレー車に英国特有の美意識、芸術を落とし込む、特別な価値を提供するチームです。それを可能にする高度な職人技術、そして妥協なく作りこまれたディテールは息を飲むほど美しく、マリナーオプションが装着される車は、更にワンランク上の車に昇華してくれます。
ダイヤモンドキルティングレザーが高級感を演出しております。
高級車の代名詞、アナログ時計もダッシュボードに組み込まれ、英国車らしいおしゃれな雰囲気が漂います。
いかがでしょうか。
こちらのお車に搭載されるV8エンジンから繰り出される最大出力は6000rpmで507馬力、さらにほとんどの回転域で660Nmものトルクを発揮し、低速域でも車重を感じさせない力強さがございます。また、その当時 新設計の8速オートマチックトランスミッションを採用したことで、0-100km/hの加速は5秒を切り、290km/hを超える最高速度をもちます。内外装のラグジュアリーさだけではなく、スポーツ性能も高い、大変懐の深い車であることが分かります。
今回のご売却理由ですが、Z様は弊社で何台も愛車をお売り頂いており、今回も買い替えに伴いお声掛け頂きました。
不要な駆け引きをしない営業方針をご評価頂いており、今回も快くお決め下さいました。
Z様、いつもお任せ頂き誠にありがとうございます。今後とも末永いお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
対象車両情報
- 初年度登録年月
- 平成25年
- メーカー
- ベントレー
- 車種
- コンチネンタルGT
- グレード
- V8マリナードライビングスペック
- 型式
- ABA-BFCMM