ゴルフトゥーランの買取相場|年式・走行距離別の査定価格を解説

買取相場・下取り価格・査定実績
1.9~400.2万円| 年式 | 買取相場 |
|---|---|
| 2024~2025年式 | 362.4~400.2万円 |
| 2023年式 | 240.6~279.6万円 |
| 2022年式 | 165.1~306.2万円 |
| 2021年式 | 142.1~244.7万円 |
| 2020年式 | 105.5~245.6万円 |
| 2019年式 | 70.8~191.3万円 |
| 2018年式 | 75.2~225.6万円 |
| 2017年式 | 45.2~181.6万円 |
| 2016年式 | 29.2~145.7万円 |
| 2015年式 | 10.1~64.6万円 |
| 2014年式 | 5~60万円 |
| 2013年式 | 5~55.1万円 |
| 2012年式 | 5~50万円 |
| 2011年式 | 3~20万円 |
| 2010年式 | 1.9~5万円 |
| 走行距離 | 買取相場 |
|---|---|
| 〜1万km | 210~400.2万円 |
| 1〜2万km | 10~334.5万円 |
| 2〜3万km | 8~254.8万円 |
| 3〜4万km | 2~250万円 |
| 4〜5万km | 2~204.5万円 |
| 5〜6万km | 2.8~180.1万円 |
| 6〜7万km | 3~153万円 |
| 7~8万km | 1.9~151.5万円 |
グレード別買取相場
目次
1. ゴルフトゥーランとは?モデル概要と人気の背景
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーランは、ゴルフをベースにした 7人乗りコンパクトミニバン として2003年に初代モデルが登場しました。
日本では 実用性の高さ・乗り心地の良さ・欧州車らしい堅牢な走り が評価され、ファミリー層を中心に長年支持されているモデルです。
輸入車ミニバンのなかでも「室内空間と走行性能のバランスが良い車」として、中古車市場でも安定した人気があります。

初代モデル(2003〜2015年)
初代ゴルフトゥーランは、ゴルフⅤ・Ⅵ世代をベースに開発され、扱いやすいサイズ感と広い室内空間 を両立したモデルとして人気を集めました。
特に 3列シートの使い勝手の良さ、荷室の広さ、質感の高いインテリアなどが評価され、輸入車ミニバンとしては異例のロングセラーに。
2011年のマイナーチェンジでは安全装備や燃費性能も向上し、日本のファミリー層からも高く支持されました。
2代目モデル(2015年〜現行)
2代目はMQBプラットフォーム を採用し、ボディサイズが拡大。その一方で軽量化により走行性能が向上し、燃費性能も改善されました。
内装はより上質になり、先進安全装備(ACC、衝突軽減ブレーキなど)も充実。ファミリーカーとして必要な要素を高めつつ、欧州車らしいしっかりとした走りも健在です。
日本ではハイライン が特に人気で、実用性の高さから中古車市場でも安定した需要があります。近年はSUV人気が高まっているものの、「7人乗りの輸入車ミニバン」という希少性もあり、ゴルフトゥーランは依然として高評価を維持しています。
人気の理由
広い室内空間と実用性
3列7人乗りながらコンパクトなボディサイズで、街中でも運転しやすい構造。
シートアレンジの自由度が高く、ファミリー層を中心に高く評価されています。
輸入車らしい質感の高い内装
フォルクスワーゲンらしい上質で落ち着いたインテリアデザイン。
使い勝手の良いスイッチ配置やしっかりした作りで、長距離ドライブでも快適。
多彩なグレードと高い経済性
1.4TSI / 1.5TSI を中心に、パワーと燃費性能のバランスが良いラインアップ。
「ハイライン」は質感・装備が充実しており、中古市場でも人気が高いグレードです。
安全性の高さ
ACC(アダプティブクルコン)や衝突軽減ブレーキなど、先進安全装備が充実。
欧州の厳しい安全基準をクリアしており、家族で乗る車として安心感が高い点も人気の理由です。

2. 年式別 ゴルフトゥーラン 買取相場の詳細解説
最新モデル(2024〜2025年式)
最新モデルのゴルフトゥーランは流通台数が少なく、需要も高いため査定額は おおよそ360〜400万円前後 が目安になります。
新車価格との差もまだ小さいゾーンで、走行距離が少なく、内外装のコンディションが良ければ上限付近の査定も十分狙えます。メーカー保証が残っている個体や、ディーラー整備記録がしっかり残っている車両は、プラス評価になりやすい年式です。
3〜5年落ち(2021〜2023年式)
中古市場で特に流通が多いのがこのゾーンで、相場は おおよそ140〜305万円前後。
2023年式・2022年式の低走行車はまだ新しさが残っており、200万円台後半〜300万円台前半の査定も期待できます。
一方で2021年式は、走行距離が伸びてくると相場がやや下がりやすい傾向がありますが、正規ディーラーでの点検整備履歴が揃っていれば、依然として高値が付きやすいグループです。
5〜7年落ち(2019〜2020年式)
5〜7年落ちのゴルフトゥーランは、おおよそ45〜245万円前後 が目安となるゾーンです。
2020年式・2019年式の個体は、走行距離が5万km前後までに収まっていれば200万円台の査定も十分狙えます。
2017〜2018年式になると年式なりに相場は下がりますが、ハイラインなど装備の充実したグレードや、禁煙車・ワンオーナー車は依然として評価されやすく、状態次第では上限寄りの査定額になることもあります。
10年落ち(2014〜2016年式)
おおよそ10年前後の個体にあたる2014〜2016年式は、相場が おおよそ5〜145万円前後 に落ち着くゾーンです。
この世代は走行距離10万km前後の車両も多くなり、メンテナンス状況や消耗品の交換歴によって査定額の差が大きく出やすい年式です。
中でも2016年式の後期モデルで、点検記録簿がしっかり残っている個体は同じ年式でも評価が分かれやすく、上限寄りの査定が付くケースもあります。
初代モデル(〜2013年式)
2013年式以前の初代ゴルフトゥーランは、相場としては おおよそ2〜55万円前後 が目安になります。
年式が進んでいる分、基本的には「コンディション重視」の評価となり、走行距離や修復歴、エンジン・ミッションの状態によって査定額が大きく変わります。
とはいえ、内外装の状態が良好で、整備記録が残っている個体は年式の割に評価されることもあり、下取りより買取店のほうが条件が良くなるケースも少なくありません。
3. 走行距離で変わるフォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン 買取相場
〜1万km
走行距離が1万km未満のゴルフトゥーランは、中古車市場でも極めて流通が少なく、相場は210〜400万円前後 と高値で推移しています。
実質「新古車」に近いコンディションのため、内外装の状態が良好で保証が残っている個体は、400万円に近い査定が提示されるケースもあります。
特にワンオーナー車・禁煙車・ディーラー整備車は評価されやすい走行距離帯です。
1〜2万km
1〜2万kmの個体は、新車保証が残っているケースが多く、実用上ほぼ新車と変わらない状態が期待できるため引き続き高評価。
相場は おおよそ10〜334.5万円前後。
年式やグレードによる差が大きいゾーンですが、上限付近はほぼ最新年式のハイラインや低走行車が中心となります。
2〜3万km
2〜3万kmのゴルフトゥーランは、市場でも人気の走行距離帯で、コンディションさえ良ければ高値が残りやすい層です。
相場は 8〜254.8万円前後。
ファミリーカーとしての使用が多いモデルなので、内装の使用感・荷室の傷などが査定に反映されやすいですが、整備履歴が明確な個体は高額査定につながりやすい距離帯です。
3〜4万km
この走行距離帯は中古市場での流通が最も多く、相場は2〜250.7万円前後。
走行距離が増えてくる分、年式や装備差で価格差が出やすいゾーンです。
ただし、3〜4万km程度であれば走行距離としてはまだ「普通」「許容範囲」のため、メンテナンス状況が良く内装がきれいな個体は上限に近い査定も狙えます。
4〜5万km
4〜5万kmの個体は、ファミリーカー用途で使用されてきた車両が多いため、使用感がやや出始める距離帯です。
相場は 2〜204.5万円前後。
走行距離が5万kmに近づくと全体的に査定額が下がりやすくなりますが、事故歴なし・整備履歴が揃っている・タイヤや消耗品の状態が良いといったポイントが揃っていれば、プラス評価につながりやすいゾーンです。
4. グレード別 ゴルフトゥーラン 買取相場
同じゴルフトゥーランでも、グレードや仕様によって査定額は大きく異なります。以下は代表的なグレードの特徴と査定傾向です。
TDI ハイライン 相場:71〜188万円
ディーゼルエンジン搭載の最上級グレードで、力強い走りと燃費の良さを兼ね備えたモデル。
特に走行距離が少ない個体や、後期モデル・安全装備が充実した車両は高評価されやすく、300万円台後半の査定も珍しくありません。
中古市場での人気も高く、クリーンディーゼルの需要が安定しているため、ゴルフトゥーランの中でも高値がつきやすいグレードです。
TDI コンフォートライン 相場:71〜188万円
TDIハイラインに次ぐディーゼルモデルで、燃費効率の良さやトルクの太い走りが魅力。
ハイラインほどの装備はないものの、ディーゼルのメリットを十分に感じられるモデルとして人気があり、走行距離や状態次第では上限付近の査定も狙えます。
TSI Rライン 相場:67.4〜299万円
TSIエンジン搭載のスポーティグレード。外装・内装に専用デザインが採用されており、ファミリーカーでありながらスポーティさを求めるユーザーに人気です。
流通量も多めのため相場の幅が広いですが、走行距離5万km以内・禁煙車・ワンオーナー車などの個体は高く評価され、200万円後半の査定が出るケースもあります。
TSI ハイライン 相場:1.9〜375.1万円
最も流通の多いガソリンモデルで、装備・質感・走行性能のバランスが取れた人気の高いグレード。
相場幅が広いのは年式差が大きいためで、最新年式・低走行の個体であればハイラインらしい豪華装備が評価され、300万円台の査定が期待できます。
中古車市場では「実用性と快適性のバランスが良い」として安定した需要があります。
TSI コンフォートライン 相場:2.9〜180万円
エントリー寄りのグレードながら、装備は十分で使用用途の幅が広いモデル。
年式が古くなると価格が下がりやすいものの、状態の良い個体は内外装のコンディションでプラス評価が入りやすく、ファミリーカーとしての需要も高いため比較的売りやすいグレードです。
5. 査定額を決める細分化チェックポイント
ゴルフトゥーランの買取において、査定士が確認するポイントは大きく以下のカテゴリに分かれます。
外装
- ボディの傷や凹み、
- 塗装剥がれバンパーやライトの損傷
- 純ホイールの状態
内装
- シートの擦れや破れ
- タバコ臭・ペット臭などの有無
- ダッシュボードや内装パネルの劣化
足回り・機関系
- タイヤの残り溝・偏摩耗
- ブレーキパッド・ローターの消耗
- サスペンションの異音やオイル漏れ
6. 査定前にできるセルフメンテナンス
査定額を上げるために、オーナー自身でできる準備もあります。
- 洗車・室内清掃:第一印象を良くする基本。
- 書類整理:整備記録簿や保証書を揃えて提示。
- オプション説明:純正ナビ、ETC、ドライブレコーダーの動作確認。
7.ゴルフトゥーランと国産類似車種の比較まとめ
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーランの買取相場を理解するには、国産ミニバンと比較することが重要です。
トヨタ シエンタとの比較
シエンタの特徴
- 小型ミニバンの代表格。コンパクトで扱いやすい
- 新車・中古車ともに価格が手頃
- HV(ハイブリッド)の燃費が優秀
- 内装や荷室は「必要十分」レベルの広さ
ゴルフトゥーランとの比較
- 走行安定性・高速域の質感はトゥーランが大きく優位
- 内外装の品質はトゥーランの方がワンランク上
- 燃費(HV)はシエンタが有利
- 静粛性・ボディ剛性はトゥーランが優勢
ホンダ フリードとの比較
ホンダ フリードの特徴
- コンパクトなボディに対して室内空間が広い
- HVモデルを中心に燃費性能が優秀
- 街中での扱いやすさが国産ミニバンの中でもトップクラス
ゴルフトゥーランとの比較
- 高速走行・長距離の快適性はトゥーランが優位
- 内装の質感・静粛性もトゥーランが上
- 3列目はトゥーランの方が広い
- 価格・維持費はフリードが優位
日産 セレナとの比較
日産 セレナの特徴
- 広い室内空間(特に2・3列目の広さは国産ミニバン屈指)
- e-POWERの加速性能
- スライドドアの利便性
- 家族向けの装備が多い
ゴルフトゥーランとの比較
- 走行性能・欧州車らしい剛性感はトゥーランが優位
- セレナは室内空間の広さとスライドドアが魅力
- トゥーランはコンパクトで運転がしやすい
- 乗り味はトゥーランがよりしっかりしており長距離に向く
比較まとめ
トヨタ シエンタ・ホンダ フリード・日産 セレナの3車種と比較すると、
国産ミニバンは 価格の買いやすさ・燃費・スライドドアの便利さ が大きな魅力です。
一方でゴルフトゥーランは、
- 高速安定性の高さ
- 欧州車らしいしっかりした走り
- 内外装の質感の高さ
- 3列目含めた乗り心地の良さ
といった “走行性能と質感” が大きな強みです。
結論として、街乗り中心で経済性を重視するなら国産ミニバン、
長距離移動や高速走行の快適さを求めるならゴルフトゥーランが最適です。
ファミリー用途でも、
「運転の楽しさ」「車の完成度」「しっかり感」を求める人には、ゴルフトゥーランは非常に満足度の高い1台となります。
9. 海外市場におけるゴルフトゥーランの評価
フォルクスワーゲン・ゴルフトゥーランは欧州を中心に評価が高く、海外市場でも実用性と走行性能を兼ね備えた“信頼性の高いMPV”として人気があります。 そのため、日本国内で状態の良い個体が見つかると 輸出向けとして取引されるケースも多く、国内相場が大きく崩れにくい特徴 があります。 特にディーゼル(TDI)や高年式・低走行の個体は海外の需要が強く、国内だけでなく“輸出価格”が基準になる場合も。その結果、他の輸入ミニバンに比べて 中古相場が安定しており、買取額が下支えされやすいモデル といえます。
10. 買取金額をアップさせる方法
ゴルフトゥーランの買取で少しでも高値を引き出すためには、戦略的に売却を進めることが大切です。以下の要素を組み合わせることで査定額UPを狙えます。
売却のタイミングを見極める
モデルチェンジ前後は相場が変動しやすい時期です。フルモデルチェンジ直後は旧型が値下がりするため、その前に売却するのが賢明です。
ディーラー下取りと買取専門店を比較
ディーラー下取りは手続きが簡単な反面、相場より低い査定になることが多いです。一方、輸入車買取専門店は相場上限に近い金額を引き出せる可能性があります。
11. 売却時に必要な手続き・費用
ゴルフトゥーランの買取を進める際には、必要書類や費用を把握しておくとスムーズです。 必要書類等は状況により異なりますので査定時に査定士に確認してみましょう。
- 車検証:名義変更に必須。
- 自賠責保険証明書:残り期間分が査定に加味される場合もある。
- リサイクル券:預託済みであることを確認。
- 印鑑証明書:実印とセットで必要。
- 自動車税納税証明書:滞納があると売却不可。
12. よくある質問(FAQ)
Q1. ゴルフトゥーランを売るベストタイミングはいつですか?
3〜5年落ちで走行距離が5万km以内のタイミングが最も高額査定につながります。
Q2. フォルクスワーゲン車は国産車より査定が厳しい?
国産車と比べると、維持費や修理コストを考慮されやすいため減額要素もあります。
Q3. 法人名義でも買取できますか?
可能です。必要書類が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
Q4. 社外パーツはプラス査定になりますか?
基本的にはマイナス査定の対象です。ただし純正パーツを保管していれば評価が下がりにくいです。
Q5. 輸出需要があるのはどのモデルですか?
ディーゼルTDIは海外でも人気が高く、走行距離が多くても相場が維持されやすいです。
Q6. 無料査定だけでも利用可能ですか?
もちろんです。相場確認だけでも問題ありません。
Q7. 車検が切れていても売却できますか?
可能ですが、査定額は減額される場合があります。
Q8. 売却後のトラブルを防ぐには?
信頼できる業者を選び、契約書をしっかり確認することが重要です。
13. まとめと行動のすすめ
フォルクスワーゲン・ゴルフトゥーランは、輸入ミニバンの中でも中古需要が高く、買取相場が安定しやすいモデル です。年式・走行距離・グレードによって査定額は変動しますが、低走行車や整備記録が揃った個体は 高価買取が期待できる傾向 にあります。また欧州を中心に海外評価が高く、輸出需要があることから国内相場が下支えされ、他モデルに比べて値落ちが緩やかな点も特徴です。国産ミニバンとの比較でも、走行性能・高速安定性・質感の高さが評価され、査定時のプラス要素として働きやすい一台です。
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーランの買取依頼はスマートオートへ!

フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン、強化買取実施中!
※今すぐ査定をご希望の方は、画面下の「30秒でカンタン入力」ボタンからお申し込みください。